米人気長寿シリーズ「クリミナル・マインド」シーズン15で放送終了
2019年1月11日 20:00
[映画.com ニュース] 米CBSの人気長寿シリーズ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」が、シーズン15で放送終了することがわかった。最終シーズンは、アメリカで今年から20年にかけて放送される。
同シリーズは、FBIの行動分析課(BAU)に所属するエリート・プロファイラーたちと連続殺人犯との闘いを、1話完結形式で描く犯罪ドラマ。米Deadlineによれば、現在キャストとクルーはアメリカで現在放送中のシーズン14の最終話となる15話を撮影中で、そのままシーズン15全10話の撮影に入るという。シーズン15の10話を含めると、これまで放送されたエピソードは325話にのぼり、アメリカテレビ史上もっとも長く放送されている番組のひとつに数えられる。
この決定を受け、シーズン1からシリーズに関わっているショーランナーのエリカ・メッサーは、米TVLineに「非常にほろ苦いですが、(番組終了を)前もって知らせてくださったCBSにとても感謝しています」と胸中を告白。「私が常にもっとも恐れていたのは、私たちの準備ができないうちに番組が打ち切られることだったと思います。今回CBSは、シリーズとキャスト、クルー、そしてファンに、番組をきちんと終わらせるに足る敬意を払ってくれました」と感謝の気持ちを語っている。
同シリーズでは、シーズン3でジェイソン・ギデオン役のマンディ・パティンキンが降板したことを皮切りに、シーズン7でエミリー・プレンティス役のパジェット・ブリュースター(シーズン12でレギュラー復帰)、シーズン11でデレク・モーガン役のシェマー・ムーア、シーズン12でアーロン・ホッチナー役のトーマス・ギブソンと多数のオリジナルキャストが降板。そのたびに荒波を乗り越え、世界的な人気を保ってきた。それだけに、番組終了はファンにとって残念なニュースとなったが、有終の美を飾るための準備期間を与えられたBAUの最後の活躍に期待が集まる。
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