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超ヒットのインド映画「バジュランギおじさん」、カリスマ性あふれるダンスシーン映像

2018年12月30日 18:00

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カリスマ的人気を誇るサルマーン・カーン
カリスマ的人気を誇るサルマーン・カーン
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[映画.com ニュース] インド映画として世界での興行収入歴代3位を誇る「バジュランギおじさんと、小さな迷子」の本編映像を、映画.comが独占入手した。主人公のインド人青年パワンと、声が出せない迷子のパキスタン人少女シャヒーダーが出会うシーン。パワンに扮した人気スター、サルマーン・カーンによる、“カリスマ性”あふれる歌とダンスを収めている。

日本でも大きな話題を呼んだ「ダンガル きっと、つよくなる」「バーフバリ 王の凱旋」に次ぐ、世界興行収入150億円に迫るヒットを記録し、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の100%を叩き出した本作。声が出せないパキスタンの少女シャヒーダー(ハルシャーリー・マルホートラ)は、インドのイスラム寺院に母親と願掛けに出かけるが、その帰り道でインドに取り残されてしまう。そんななか、ヒンドゥー教ハヌマーン神の熱烈な信者・パワン(サルマーン)と出会う。迷子の少女を預かることにしたパワンだが、少女がパキスタンのイスラム教徒だと分かり驚がく。歴史、宗教、経済など様々な対立を重ねるインドとパキスタンの現実を背負いながらも、パワンは国境を越え、シャヒーダーを家に送り届けることを決意する。

映像は、2人が初めて出会う重要な場面。シャヒーダーがインドで目をさますと、目の前ではラーマ(ヒンドゥー教の神の化身)とハヌマーン(インドで親愛される猿神)を称える祭りが始まろうとしていた。その中心には、勇ましく踊るパワンの姿が。“3大カーン”の1人として、カリスマ的人気を博すサルマーンが演じた主人公の初登場シーンとだけあって、数10人とダイナミックにパフォーマンスするなど、力強くド派手な構成が心憎い。

流れる楽曲は「Selfie Le Le Re(セルフィーを撮ろう)」。最高の盛り上がりを演出するキラーチューンで、パワンの愚直なほどにお人好しである性格や、彼の信仰を解説する歌詞も印象的だ。インドの音楽レーベル「T-Series」が本シーンをYouTubeにアップしたところ、再生数は6200万回を突破した。

また映像の冒頭では、シャヒーダーを思い涙ながらに捜索願を出した母親と家族たちをとらえている。祖父の「インドにも神を重んじる善良な人がいるさ。シャヒーダーを守ってくれる」という言葉は、孫の無事を願うだけでなく、パワンがシャヒーダーにとっての“神”であることを示唆する、重要なセリフでもある。

バジュランギおじさんと、小さな迷子」は、2019年1月18日から公開。

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