レディー・ガガが「アリー」楽曲製作の裏側解説!目標は“あの名曲”超え?
2018年12月25日 19:00
[映画.com ニュース]世界的歌姫レディー・ガガが映画初主演を果たし、「アメリカン・スナイパー」の俳優ブラッドリー・クーパーが長編監督デビューを果たした「アリー スター誕生」(公開中)の特別映像が公開された。主役アリーを演じたガガから日本のファンに向けたメッセージや、劇中で歌われるバラード曲の一部を収めている。
本作は、ウェイトレスをしながら歌手になることを夢見るアリー(ガガ)が、世界的ロックスターのジャクソン(クーパー)と出会い才能を見出され、一気にスターダムを駆けあがっていくさまを描く。全世界の興行収入はすでに400億円を突破し、ゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞、主演男優賞、監督賞、主題賞の5部門をノミネートされた。
特別映像は、ガガからの「日本の皆さん、メリー・クリスマス! 皆さんが素晴らしい日を過ごせますように」というメッセージから始まり、続いて本作のラストを飾る楽曲「アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン」の一部を収めた映像が映し出される。ガガ書き下ろしの同曲は、アリーがジャクソンを愛するあまり、傷ついた気持ちや深い悲しみを表現。「もう二度と誰も愛さない」「同じように誰かを愛することは二度とない」と、ガガが圧巻の歌唱力で歌い上げる。
この楽曲に関して、ガガは「私はみんなに映画『ボディガード』の『オールウェイズ・ラヴ・ユー』(ホイットニー・ヒューストン)を上回る曲を書かないとねって言ったわけ。実際にはなかなか難しいことだけど、でもこの作品を締め括る重要な場面の裏には、そういった構想があったの」と振り返る。「すごく興味深いと思うのは、この曲のタイトルである『アイル・ネヴァー・ラヴ・アゲイン』、つまり“もう二度と愛さない”というのが、ある意味ネガティブな曲名だってところなの。とは言っても、もちろんいずれ愛することはあるでしょう。けれど、悲しみがあまりに強烈すぎて、あまりに深く傷ついた場合、同じように誰かを愛することは二度とないということ。私はこの曲が大好きでたまらないのよ」と語り、自身にとっても特別な楽曲であることを明かした。