「男はつらいよ50」に池脇千鶴&桜田ひより!個性豊かな俳優陣が出揃う
2018年12月23日 08:00

[映画.com ニュース] 国民的人気映画シリーズの50周年プロジェクトとして22年ぶりに製作される新作「男はつらいよ50 おかえり、寅さん(仮)」に、女優の池脇千鶴、桜田ひよりをはじめとする個性豊かな13人のキャストが出演していることが明らかになった。
山田洋次監督にとって通算88本目のメガホンとなる今作は、吉岡秀隆扮する諏訪満男の妻の七回忌法要のくだりから始まる。葛飾柴又の帝釈天にあった老舗の団子屋「くるまや」は団子など甘味を売りにしたカフェへと生まれ変わり、その裏手に昔のままの住居があるという設定。サラリーマンから小説家に転身した満男は、新作の評判が良くサイン会をすることに。その列に並ぶ客の中に、かつて結婚の約束をした及川泉(後藤久美子)の姿を見つける。結婚してヨーロッパで生活しているという泉(今作の役名はイズミ・ブルーナ)を小さなジャズ喫茶へ連れて行く満男。その店の経営者は、20年以上前に奄美大島で会った寅次郎の恋人、リリー(浅丘ルリ子)だった。
シリーズ50作となる今作でも、フーテンの寅こと車寅次郎を演じてきた渥美清さん(96年8月4日死去)が“主演”だ。新旧織り交ぜた多彩なキャストによる新撮パート、歴代の名場面を組み合わせた構成になるなかで、満男が物語の軸になるという。倍賞千恵子、前田吟、吉岡、後藤、夏木マリ、浅丘に加え、山田組初参加となる池脇、桜田、そして橋爪功、小林稔侍、美保純、佐藤蛾次郎、北山雅康、笹野高史、濱田マリ、カンニング竹山、出川哲朗、林家たま平、立川志らくが作品の世界を彩る。
池脇は小説家になった満男の担当編集・高野節子、桜田は満男の娘・諏訪ユリに息吹を注ぎ込み、ともに重要な役どころを担う。山田監督がいつか仕事をしてみたいと思っていたという池脇は、「『男はつらいよ』は子どもの頃、親にいっぱい見せてもらった記憶があります。今回、寅さんに出られるということにすごくびっくりしましたし、嬉しかったです」と喜ぶ。そして、「山田組は緊張感があって、でも厳しいというよりは優しく、細かく。山田監督が書かれた脚本にプラスして、現場でも監督がその時々に求めていることに応えられたらいいなと思い、撮影に臨んでいました」と胸中を明かす。
一方、阿部寛主演作「祈りの幕が下りる時」での好演が記憶に新しい桜田は、オーディションを勝ち抜いて出演を掴み取った。「受かった時は飛び跳ねて喜びました! 家族はもちろん、祖母が特に喜んでくれました」と告白。さらに、「監督からは『変に作り込むのではなく、台本をきちんと読んで、自然体で来てほしい』とアドバイスを頂いたので、山田組に身を任せてたくさんのことを吸収したいと思い、頑張りました」とコメントを寄せた。
なお、美保は朝日印刷・タコ社長の娘・朱美、佐藤は柴又帝釈天題経寺の寺男・源公、北山はカフェになったくるまやの店長・三平、同シリーズでさまざまな役を演じてきた笹野は新たな御前様、第37~41作にエキストラとして参加していた出川は出版社の社員・山中を演じる。山田組初参加となるカンニング竹山は出版社の編集長・飯田、濱田は書店の客、林家はケアセンターの職員として出演。また、橋爪はイズミの父親・及川一男、小林は満男の義父・窪田、立川は劇中でも噺家として存在感を発揮している。映画は、2019年12月27日から全国で公開。
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