マレーシアに建設予定「20世紀フォックス」テーマパーク頓挫か ディズニーの買収が影響!?
2018年12月21日 17:00

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーによる買収で、マレーシアに建設予定だった20世紀フォックスのテーマパークが中止になる可能性が出てきた。米バラエティが報じている。
2013年、20世紀フォックスはマレーシアの首都クアラルンプールから車で1時間ほどの土地に、「フォックス・ワールド」を建設すると発表。「猿の惑星」「ナイト・ミュージアム」「インデペンデンス・デイ」「アイス・エイジ」など、自社作品を題材にしたアトラクションを揃えた同社初のテーマパークとなり、16年の開園を予定していた。しかしその後、何度となく延期となり、現時点では19年上半期のオープン予定となっている。
そして同テーマパークの開発を行うマレーシアのリゾート開発会社Genting Malaysia Berhadはこのほど、20世紀フォックスおよび同社を買収したウォルト・ディズニーを相手に契約不履行で10億ドルの損害賠償を求める訴訟を起こした。訴状によれば、フォックスは建設の遅延を理由に契約の解消を求めているというが、遅延の原因は映画作品のライセンスの許諾に時間をかけたり、いったん承認したライセンスを無効にしたフォックスにあると主張している。
さらに、20世紀フォックスが同テーマパークの建設計画を無効にしようとしているのは、ディズニー幹部の意向が反映されていると批判。「フォックス・ワールド」はカジノと隣接する計画のため、ファミリー向けのブランド戦略を取るディズニーが遅延を理由に同計画を無効にしようとしていると主張している。なお、本件についてフォックスはコメントを発表していない。

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