あなたはいくつ見つけられる?「くるみ割り人形」に白鳥モチーフがたくさん!
2018年12月14日 19:00

[映画.com ニュース]ピョートル・チャイコフスキーのバレエで広く知られる「くるみ割り人形」をディズニーが実写映画化した「くるみ割り人形と秘密の王国」(公開中)。実は、劇中にはいたるところに白鳥のモチーフが隠されており、スタッフの手間暇かけた遊び心を感じさせる。
母を亡くし心を閉ざしたクララ(マッケンジー・フォイ)は、クリスマスイブの夜に4つの王国からなる「秘密の王国」に迷い込み、反乱によって危機を迎えた王国同士の戦いに巻き込まれる。「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレムと、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」のジョー・ジョンストンが監督を務めた。
劇中には、バレエを象徴する“白鳥”が全編を通してちりばめられており、クララが出会う心優しい兵士フィリップ(ジェイデン・フォーラ=ナイト)のかぶとにある紋章や、宮殿のドアの取っ手、燭台、壁に取り付けられた突き出し燭台、花瓶、紋章、松明(たいまつ)などに白鳥モチーフが施されている。第4の国には、白鳥をテーマにした遊園地の乗り物があるほか、クララの名付け親であるドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)の屋敷にある舞踏室には、2羽の巨大な白鳥と共に巨大なソリが置かれ、白鳥の形状をした氷の彫刻も。さらに、ドロッセルマイヤーの部屋では、動く白鳥が施された装置も確認できる。

白鳥のほかに、フクロウ、クジャクのモチーフも登場。ドロッセルマイヤーはフクロウを手懐けており、秘密の王国に迷い込んだクララを彼の代わりに見届ける“見守り役”のような存在になり、ドロッセルマイヤーのつえなど持ち物もフクロウが描かれている。
クジャクはクララの母マリーを表すものとして使用され、クララの家にはクジャクの羽と装飾品があるのに加え、マリーの寝室の壁紙もクジャクになっており、秘密の王国の宮殿にあるマリーの王座もクジャクがモチーフになっている。紹介した箇所以外にもさまざまな場面に鳥のモチーフが隠されているようで、それぞれを探してみるのも一興だ。

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