「怒りのデスロード」の元ネタ!?“パチモン・マッドマックス”「マッドライダー」が東京初公開
2018年12月7日 19:00

[映画.com ニュース] 1970~90年代イタリア娯楽映画のカルト的人気作群を紹介する企画「マカロニ・エンタテインメント傑作選<爆走カーチェイス編>」が新宿武蔵野館で始動、第1弾として「マッドマックス2」の便乗映画として製作された「マッドライダー」HDリマスター版が、東京で初公開される。このほど、第2弾のカーアクション映画「フェラーリの鷹」HDリマスター版と併せたポスタービジュアルと両作の場面写真がお披露目された。
「マッドライダー」は、数多くの“パチモン・マッドマックス”の中でも特に人気が高く、石油の争奪戦を水に変えたストーリーラインが、32年後の「マッドマックス 怒りのデスロード」に酷似し、その誕生を予言していたということでも話題。監督は「荒野の無頼漢」など、マカロニ・ウエスタンの快作を数多く手がけたベテラン、ジュアーノ・カルニメーオ(ジュールス・ハリソン名義)。スペインの砂漠を舞台に、世紀末のカーチェイスが繰り広げられる。またこの作品は84年の日本初公開時は地方併映作だったため、東京での劇場公開は今回が初となる。
第2弾は、フェラーリ250GTE、シトロエンDS-21、フィアット、フォード・カプリ、アルファ・ロメオ、ポルシェ、フィアットなど、ローマの街を舞台に様々な人気欧州車がカーチィエスを繰り広げるヨーロピアン・カーアクションの最高峰「フェラーリの鷹」。フランスからやってきたシトロエン強盗団とローマ市警の暴れん坊との攻防戦はリュック・ベッソン製作の「TAXi」シリーズの元ネタとも言われている。監督は撮影監督出身のスティルビオ・マッシ。カースタントを担当するのは007シリーズや、日本のいすゞジェミニのTVCMでも知られるカーアクションの神様、レミー・ジュリアンとレミーのスタント・チーム。40年ぶりに日本のスクリーンに蘇る。
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