光石研、連続ドラマ単独初主演! 渋谷直角「デザイナー 渋井直人の休日」実写化
2018年11月25日 13:30
[映画.com ニュース] 俳優の光石研が、テレビ東京の2019年1月クール「木ドラ25」枠で放送されるドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」に主演することがわかった。曽根中生監督作「博多っ子純情」(1978)でデビューを飾り、さまざまな映画やドラマに引っ張りだこのバイプレーヤーとして活躍している光石。俳優生活40年の節目で挑む本作が、連続ドラマ単独初主演作となった。
「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」を手がけた渋谷直角氏が、「otona MUSE(オトナミューズ)」(宝島社刊)で連載している人気漫画を実写化。52歳の独身デザイナー・渋井直人(光石)は、休日にはおしゃれな格好で街に繰り出し、レコード屋に訪れたり、カフェでまったりくつろいだりと自由を満喫。女性からのも受けもよく、こだわりのものに彩られ、スマートに生きているように見えるが、目の前に現れる女性編集者、美大生、シンガーソングライター、Instagramで知り合った女の子などに翻ろうされてしまう一面も。ちょっぴり“痛い”が愛らしい、中年・渋井直人の日常と恋模様をコミカルに描き出す。
「木曜の深夜に、お仕事から帰ってきてお酒でも飲みながら見ていただくにはちょうどいい、ものすごくハートフルなものになると思いますので、笑いながら見ていただければと思います」と期待を込める光石。「台本を読んで、大笑い」したようで「基本的に自虐的で、どこまでが渋井なのか光石なのか、本気なのか、洒落なのか。全てが曖昧(あいまい)になってくれれば面白いと思います。豪華な共演者、プロフェッショナルなスタッフの皆さんと、力を合わせて楽しく渋井直人の世界を作っていきたいです」と意欲をのぞかせている。
ドラマ化に喜びを爆発させる原作者の渋谷氏は「今回、何よりも光石さんが主人公を演じてくださるというのが最高にクールだ! と思いました」と告白。「スタッフの方含めて、どうぞ皆さま、思うがままにやってください、という気持ちです。ご覧くださる方にとっても、光石さんの渋井直人を感じ取ってくだされば。原作を越えて、『ドラマのキャラクター』になってくれたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
「デザイナー 渋井直人の休日」は、19年1月からテレビ東京系の「木ドラ25」枠で毎週木曜深夜1時、BSテレ東では毎週火曜深夜0時から放送される。
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