ディーン・フジオカ×井浦新で「レ・ミゼラブル」ドラマ化 吉沢亮、村上虹郎らが共演
2018年11月20日 06:00
[映画.com ニュース] 仏作家ビクトル・ユーゴーの大河小説「レ・ミゼラブル」が、フジテレビ開局60周年特別企画「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」としてスペシャルドラマ化されることがわかった。ディーン・フジオカと井浦新がダブル主演、山本美月、吉沢亮、村上虹郎、清原果耶ら若手俳優が共演し、舞台を平成の日本に置き換えた“大河エンタテインメント”を紡いでいく。
1862年の刊行以来、世界中で愛され続け、ミュージカル版や映画版などが多数製作されている「レ・ミゼラブル」。原作は18世紀のフランス革命を舞台にし、パンを盗んだだけで19年間投獄された男が、身分を隠して血のつながらない娘を育てあげながらも、やがて時代の波にのみこまれていく姿を描いている。
そしてフジテレビが大胆に翻案する本作は、舞台を現代の日本に移し、平成の30年間を生きた2人の男にスポットを当てていく。過去に事件を起こし、別人に成り代わって逃亡する馬場純(フジオカ)と、その事件の被害者遺族であり、馬場を生涯追い続ける刑事・斎藤涼介(井浦)。彼らが刻む生命の軌跡や交錯する絶望と希望を、阪神・淡路大震災など実際の出来事を交えて描出する。
馬場役のフジオカは、「激動の平成を通して対峙する2人の男の間に存在する情念や、同時代に生きる人々と関わり合いから生まれる様々な感情のやりとりを表現することに徹したいと考えています」と強く意気込み、「平成最後の年明けに、平成の30年間を怒涛(どとう)のように駆け抜ける本作品をご覧いただき、次の時代へ歩み出す勇気を感じて取ってもらえることを願っています」と熱いメッセージを託す。斎藤役を務める井浦は、「斎藤涼介という男は、驚くほど臆病で、自分の弱い部分を人に見せないためにいろいろな言い訳を周りにも自分にもしてきた男です。たった一つの生きる糧が馬場純への復讐心。その純とどのような反響を見せられるか、とても楽しみにしています」と説明したうえで、「ですので、この役をやるにあたっては、役を固めて芝居に臨むのではなく、現場で生まれてくる熱を最大限に引き出すようにしたいと思っています。壮大だからこそ、なるべく力を抜いて、柔軟にアプローチできたら、と。物語のスケール感、しっかりしたテーマ、身震いするぐらいの共演者の方々……。その中で自分がどんな芝居ができるのか、背筋が伸びる思いとともに、楽しみにしています」と期待を込めた。
また吉沢は、若き日の馬場役を演じており「(フジオカと)身長差がどうとか言われそうですが、もう演じました」「素晴らしい方々と過ごした時間は至福でした。他人から愛情を向けられるのはこんなにも痛いのかと、その痛みをいつまでも感じられる人間でいたいと改めて思わせられる作品かなと思います」とコメントを寄せた。さらに共演陣には、松下洸平、清水尋也、福田麻由子、長谷川京子、金子ノブアキ、富田靖子、寺脇康文、伊武雅刀、かたせ梨乃、香里奈、奥田瑛二ら多士済々が結集した。「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」は、2019年1月6日の午後9時~11時54分放送。
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