「スーパーマリオブラザーズ」がアニメ映画化
2018年11月9日 15:10

[映画.com ニュース] 米アニメーション制作スタジオのイルミネーション・エンタテインメントが、世界中で愛される任天堂のファミコンゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のアニメ映画化について、2022年全米公開を目指していることがわかった。
1985年にファミコン用ソフトとして発売された「スーパーマリオブラザーズ」は、配管工の兄弟マリオとルイージが、悪党クッパにさらわれたキノコ王国の姫ピーチを救い出すべく冒険を繰り広げるというもの。発売と同時に社会現象ともいえる空前の大ブームを巻き起こし、現在までにシリーズ累計で3億3000万本を超える驚異的な売り上げを記録している。
「スーパーマリオブラザーズ」は、93年にボブ・ホスキンス主演で実写化(「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」)されたが、ダークなディストピア映画風に仕上がった作品は、莫大な製作費を投入したのにも関わらず評価も興行も振るわず大コケした。以降、任天堂はハリウッドの大手スタジオと映像化をめぐるライセンス契約を結ぶのに消極的だった。
しかし、米ScreenRantによれば、イルミネーション代表のクリス・メレダンドリは今回こそゲームの人気に相応しい作品を製作すると意気込んでおり、「スーパーマリオブラザーズ」の世界観やキャラクターのかわいらしさを存分に反映させる考えのようだ。イルミネーションは「ミニオンズ」「ペット」「SING シング」など大ヒット長編アニメ映画を手がけてきた実績があり、親会社のユニバーサル・スタジオは任天堂ランドの建設を計画中だ。前回の実写版には任天堂関係者は関与しなかったが、アニメ版にはゲームの生みの親である任天堂の宮本茂氏が、クリエイティブ過程に全面的に参加するという。
イルミネーションは、新作アニメ映画「グリンチ」(声優ベネディクト・カンバーバッチ)が12月14日から日本公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー