「ファンタビ」最新作に登場!新アイテムの数々を造形美術監督が明かす
2018年11月5日 07:00

[映画.com ニュース] 大ヒットファンタジーシリーズの最新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」で造形美術監督を手がけるピエール・ボハナが来日し、インタビューに応じた。
本作は、「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが脚本を手がけ、魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)の壮大な冒険を描く第2弾。 アメリカ合衆国魔法議会が捕らえていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が脱獄したことを知ったニュートが、仲間や魔法動物たちと共にグリンデルバルドを追ってパリに向かう。
ボハナは、「ハリー・ポッター」シリーズでの魔法のつえやほうき「ニンバス2000」、「ハリー・ポッター」シリーズに登場する競技クィディッチで使用された「ゴールデン・スニッチ」など、シリーズに欠かせない小道具を手がけてきたほか、「ファンタスティック・ビースト」でも魔法のつえ、ニュートのトランクなど、数々の小道具制作を担当してきた“小道具の魔術師”。「ダークナイト」「ゼロ・グラビティ」などでも小道具を手がけてきた。
インタビュー部屋に到着すると、目を奪われる小道具の数々が広げられていた。ニュートのトランクはもちろん、吹くとデザインされた動物に変身する笛、ボハナが「舐め終わるのにすごく時間がかかるんだよ」という「ドラゴンアイキャンディー」など、ワクワクするようなデザインの魔法道具を紹介してくれた。
最新作の舞台がパリになることで、小道具にも変化があったという。「路上にサーカスの出店があるんだけれど、魔法使いの世界なので、そこを意識したデザインになっているんだ。フランスのクィディッチのお店があったり、フランスだからテリーヌの型をとるための食器、ポットも登場させているよ」。
さらに「劇中にはフランスの魔法省が登場するけれど、このデザインにかなり工夫を凝らしている。ファイルの入った棚がたくさん置いてある部屋があって、それを作るのが大変だったんだ。それぞれのキャラクターが使う小道具には展開のキーになるものもあって、大事な要素なので、企画段階から緻密に組み立てていったんだ」と最新作のヒントを明かす。
若きダンブルドア先生の存在も注目されており「ダンブルドアは、闇の魔術に対する防衛術を教えていて、防衛術を教える先生たちは昔から自前の道具を使って教えるという設定だった。(アラスター・)ムーディにしても、(リーマス・)ルーピンにしても、自分の物を使っていた。ダンブルドアにも自前の道具があったんだろうということで、彼は占星術に興味があるから、望遠鏡などの小道具も登場させているんだ」と語る。
ちなみに、「ハリー・ポッター」シリーズもあわせて今までで一番作るのに苦労したのは、「ハリー・ポッター」のフレッド・ウィーズリーとジョージ・ウィーズリーが経営するお店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」なんだとか。「6カ月から7カ月ほどかけて作り上げていったんだ。チームみんなで話し合いを重ねていると、急に誰かがひらめくことがあったりして、そういうときにふっと思いつくアイデアはとても楽しいんだよ」と微笑む。
小道具に生かせるアイデアをひねりだすだめに、普段から大事にしていることを聞くと「自信を持つことを忘れずにいるよ。どんなアーティストでも俳優でも、自分というプリズムを通して何かを表現していくので、そのための土台や自信をしっかり持っていないとうまくいかないんだ。あとは、童心にかえることも大事。子どものときは、みんな友だち同士で遊んで勝手に自分たちの世界をつくって遊んでいたと思う。特に、このシリーズの小道具を作るときには、子どもの気持ちに戻ることがとても役に立つんだ」と話していた。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」は、11月23日から全国公開。
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