宮地真緒、主演最新作で「本気で殴り合った」 シングルマザー役も「出し切れた」と自信
2018年10月28日 06:00

[映画.com ニュース] 宮地真緒が主演した映画「夜明けまで離さない」が10月27日、東京・池袋のシネマ・ロサで公開され、宮地をはじめ共演の毎熊克哉、山田奈保、手塚真生、メガホンをとった森岡利行監督が舞台挨拶に登壇した。
スナックのホステスと暴力団のヒットマンが偶然出会い、惹かれ合っていく姿を描いたラブストーリー。子持ちのホステス・桑原美咲に扮した宮地は、「背負っているものが多い役。自分の経験不足だったり、難しい部分はありましたが、今の私が出せるものは出し切れたと思います」と胸を張り、「親子関係を演じるうえでは(子役と)2人でいるときはたくさん話したし、遊んだ。いい関係が築けました」と充実の様子で振り返った。
さらに注目ポイントを聞かれると「撮影期間中、全部のシーンでさらけ出し、ストレスフルな状態でいた」と高い負荷をかけた日々に思いを馳せ、「(同僚役の)奈保ちゃんと殴り合うシーンも、本気で殴り合いましたし、がむしゃらにやっています。そういう部分が伝わればいいな」と願いを込める。これを受け山田も「撮影中、毎日悲惨なメイクを施されていました。結構ひどい目にあっています」と苦笑しつつ、「でも、こういうのもいいなと、今までにない魅力を知れた。引きながらも、かぶりついて見て」と真摯に呼びかけた。
そして「ケンとカズ」で脚光を浴び、「万引き家族」「止められるか、俺たちを」など話題作に相次いで出演した毎熊。今回は寡黙なヒットマン・石岡一也に扮しており、宮地に対して「お芝居といえど宮地さんと肉体を合わせるシーンがあり、“形”ではやりたくなかった。(撮影で)初めてお会いしましたが、宮地さんは気さくで飾り気がなくて。何でもお話しできて、嘘でないやり取りができた」と信頼をにじませる。終始神妙な面持ちで、重々しい口調で語り続けた毎熊だが、「本当は、僕はめちゃくちゃふざけた人間。上映前なので、あまりそういうところは出さないようにと思って」とぶっちゃけ、客席を笑わせた。
また手塚は、今作で母・朝加真由美と共演。劇中でも親子役だったため「当日の本番までずっと胃が痛くて、吐きそうだった」と切り出し、「ただ本番で顔を見た時、心にすっと落ちるものがあった。信じて、集中してできました」としみじみ明かす。「前日に本読みをしようと(朝加と)向かいあって座ったんです。でもお互い恥ずかしくて、『ま、いっか』と15分くらいで終わった」と続けると、森岡監督は「もともと親子の役ではなかったんです。オーディションで朝加さんの娘さんだと知って、しゃべってもらったことを脚本家に書いてもらった」と裏話を披露していた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)