40年かけて“復活”「恐怖の報酬」完全版の予告公開!ニトロ運搬に命を懸けた4人の運命は…
2018年10月26日 12:00

[映画.com ニュース]「フレンチ・コネクション」「エクソシスト」で知られる巨匠ウィリアム・フリードキンが、1977年に手がけた名作を自ら復活させた「恐怖の報酬 オリジナル完全版」の予告編が公開された。
南米奥地の油井で発生した大火災を消火するため、1万ドルの“報酬”と引き換えに、一触即発の消火用ニトログリセリン運搬を引き受けた4人の犯罪者たちの命運を描く。アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の同名作をリメイクし、1978年に日本公開された。当時はフリードキン監督に無断で約30分カットされた短縮版での公開だったが、今回はフリードキン監督自ら監修した4Kデジタル・リマスター、上映時間約121分のオリジナル完全版として日本初公開される。
日本オリジナル予告編には、メキシコ・ベラクルスで標的を射殺する殺し屋ニーロ(フランシスコ・ラバル)、フランス・パリで不正取引を追及され、逃亡する投資家マンゾン(ブルーノ・クレメル)、イスラエル・エルサレムで爆弾テロを実行するカッセム(アミドウ)、アメリカ・ニュージャージーで教会を襲撃、ビンゴ売上金を強奪するスキャンロン(ロイ・シャイダー)が映し出され、4人それぞれのエピソードが不穏な旋律と共に描かれる。
4人が南米に流れ着くまでの過去を収めた冒頭約40分は、日本公開された「短縮版」では大幅にカットされていた。予告の映像には、「短縮版」で印象的だった吊り橋での場面や、迫力ある爆発シーン以外にも、灼熱の生き地獄に放り込まれた男たちが絶望的な運命に立ち向かう人間ドラマが色濃く描かれている。
「恐怖の報酬 オリジナル完全版」は、11月24日から全国順次公開。
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