永野芽郁×北村匠海「君は月夜に光り輝く」W主演で初タッグ!監督は月川翔
2018年10月15日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の永野芽郁と俳優の北村匠海が、月川翔監督の最新作「君は月夜に光り輝く」にダブル主演し、初共演を果たすことが明らかになった。永野にとっては、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で座長を務めて以降、初の映画主演となる。
今作は、第23回電撃小説大賞(KADOKAWA)で、応募総数4878作品の中で選考委員が絶賛して大賞に輝いた佐野徹夜氏の同名デビュー作を映画化するもの。物語は、高校生の岡田卓也(北村)が、クラスの寄せ書きを届けるため、入院中の同級生・渡良瀬まみず(永野)を見舞うところから始まる。まみずが患う病気は、死期が近づくにつれて肌が光るという原因不明の“発光病”。患者は病院から出ることが許されず、成人するまで生きることが出来ない。卓也はまみずの“叶えられない願い”を代わりに実行し、その感想を伝える「代行体験」を行うことに。体験を重ねるごとにまみずは人生の楽しみを覚え、卓也はまみずに惹かれていく。しかしその反面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。命のともしびが消える瞬間、まみずが卓也に託した最期の代行体験とは--。
永野は、オファーを受けた当初から「絶対にやりたい!と思う役」だったそうで、「月川監督の作品に出演できるという喜びと、まみずという色んな時間を重ねていくたびに魅力的な儚さを持つ女の子を演じることができるのが本当に嬉しいです」と意欲満々。そして「原作を読んでみて、まず表紙を見たときに、とても綺麗なのにどこかとても儚い印象がありました。最後まで読み終わったときに表紙の意味が分かって泣きました。まみずの心の言葉を自分が演じることで壊さないように、お守りとして原作と共に撮影に臨みたいと思います」と語り、10月7日からの撮影に挑んでいる。

月川監督とは「君の膵臓をたべたい」に続くタッグとなる北村は、「原作、台本を読んでみて、すごく純度の高い、そして人として大事なテーマである“命”を扱う映画に再度起用して頂けたことについてとても感慨深く、卓也を精一杯生き抜きたいと思います」と喜びをかみ締めている様子。さらに「素敵なキャスト、スタッフの皆様と、そして初共演の永野芽郁さんとこの物語を大切に紡いでいきたいと思うと同時に、僕自身この作品に真正面から向き合って、変わらない映画への愛を注いでいきます」と決意のほどをうかがわせている。
今作の映画化を熱望したという月川監督は、「あらすじを読むと『肌が光る病気の話』と思うかもしれません。しかしこれは『命の輝き』を描く物語です。命が終わろうとするときに、新たな始まりを見つける光のような」と原作の持つ魅力を説く。キャストに関しても「主演の永野芽郁さんは、僕がこの原作を読んでいる時期にCMでご一緒して、イメージにピッタリだと運命的に感じ出演オファーしました。北村匠海さんは『君の膵臓をたべたい』で信頼関係を結べており、真っ先に頭に浮かびました。というか、彼以外は考えられなかったです」と起用経緯を明かし、全幅の信頼を寄せている模様だ。
なお、2人のほか甲斐翔真、松本穂香、今田美桜、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博という個性溢れる面々が顔をそろえている。「君は月夜に光り輝く」は、2019年3月15日に全国で公開。
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