樹木希林さん出演「日日是好日」封切り!主演・黒木華「今日も一緒にいる」
2018年10月13日 11:36

[映画.com ニュース] 茶道が題材のエッセイを映画化した「日日是好日」の初日舞台挨拶が10月13日、東京・新宿ピカデリーで行われ、黒木華、多部未華子、鶴田真由、原作者の森下典子氏、大森立嗣監督が登壇。本作に出演し、9月15日に亡くなった女優の樹木希林さんへの思いを語った。
20歳の典子(黒木)は、従姉の美智子(多部)とともに自宅近くの茶道教室に通い始め、武田先生(樹木さん)の指導を受ける20数年間で、就職、失恋、大切な人の死などを経験しながら、お茶や人生における大事なことに気がついていく。全国153スクリーンで封切られた。
主演を務めた黒木は「いつかご一緒したいと思っていましたし、今回ご一緒できて本当に良かったと思います」と樹木さんへの思いを語り、「茶室という空間で、ふたりでお芝居させていただくのは、ありがたい時間だった」と振り返った。樹木さんから学んだことは「言葉にできない」といい、「ただただ、人間性が格好いいと思う。無事に初日を迎えられたと伝えたいし、今日もたぶん一緒にいると思う」と思いを馳せていた。
一方、多部は「ご一緒するのは恐れ多いというか、お会いする前は怖いイメージもあった」と明かし、「でも、撮影中にお話させていただいたり、スタッフさんにかける言葉に耳を傾けると、そこには必ず愛があった」と回想。「貴重な経験、時間をいただき、ありがとうございました」と樹木さんに感謝を伝えた。鶴田は「ご自分に嘘をつかず、筋を通す方。たたずまいに教えていただくことが多かった。思い出深い作品になりました」と話していた。
「この前、樹木さんが夢に出てきて、ひざまくらをしてもらった」と語るのは大森監督。7月31日に京都・建仁寺で行われた完成披露イベントで、生前の樹木さんと再会し「ずいぶん、おやせになっていたが、今日またお会いできると思っていたので残念」と無念そうな表情を浮かべた。それでも「ご一緒できたことは、僕の財産になると思う」と前を見据えた。
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