有村架純、新人・岡田健史をリード キスシーンは「自然な流れでできれば」
2018年10月6日 16:01
有村は民放の連続ドラマ単独初主演で、初の教師役に挑戦。「資料を集めて調べたり、実際に20代の女性の国語の先生に話をうかがって、役に近づけていきました。でも、これまでは生徒役で教師と対じしていましたが、演じてみると不思議な気持ち。すごく緊張感があるし、(生徒の)皆に一斉に見られるのは違和感がありました」と苦笑いだ。
女性教師の末永聖が、婚約者がいながらも10歳下の生徒・黒岩晶にひかれていく“禁断の純恋”を描くストーリーで、晶役にオーディションで抜てきされたのが新人の岡田。この日が初めての公の場で、「クランクイン前に監督のマンツーマン指導で、台本の読み方や表現の仕方をひとつずつ教わりました。たくさんの方のおかげで、現場で生きることができています。撮影は感謝しながらの日々です」と緊張の面持ちで挨拶した。
そんな初々しい姿に有村は、「堂々としたスピーチでしたよ」と及第点。さらに、「努力や不安を見せない方で、内面は緊張してどうしようと思っているかもしれないけれど、何を言っても受け止めてくれる安心感がある。居住まいが素晴らしい」と褒めた。
晶の母親役の夏川も、「まっすぐに芝居をぶつけてくるので、こちらも初心に帰った気持ちで受け止めています」と笑顔。共演シーンが1度あった吉田は、「経験がない分、邪心がない。でも、リハーサルでアドリブをかましてきたので、つめ跡を残そうしているのかなと末恐ろしくなった」と暴露し、岡田を慌てさせた。
岡田は有村をビンタするシーンがあり、「あの有村架純を叩いていいのかという、岡田健史の感情が上回って、テストではスローモーションで監督を見ながらやったら、監督に『私を見るな!』と怒られました」とバツが悪そう。さらにキスシーンも控えており、「晶がどうしてその場にいるのか、気持ちをひとつひとつ整理しながら撮っていきたい」と照れまくった。
対する有村は、「本番は気持ちを込めてビンタをしてくれたので良かったです」とこちらも合格点。キスシーンについても、「役として対じし、自然な流れでできればいいですね」とおう揚に構えていた。
「中学聖日記」は10月9日スタートで、毎週火曜日午後10時から放送される。