ウィル・スミス「バッド・ボーイズ3」に復帰
2018年10月5日 20:20
[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズが、「バッドボーイズ」シリーズ第3弾「Bad Boys For Life(原題)」の製作に間もなくゴーサインを出すことになりそうだと、米バラエティが報じている。
「バッドボーイズ」(1995)は、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが演じる黒人刑事コンビが主人公のアクションコメディで、2003年には続編「バッドボーイズ2バッド」が公開されている。第3弾「Bad Boys For Life(原題)」に関しては08年から企画開発が始まり、「デンジャラス・ラン」のデビッド・グッゲンハイムや「特攻野郎Aチーム」のジョー・カーナハン監督らが脚本を執筆してきたが、いまだに実現には至っていない。
最大の要因は、前作の公開から15年も経過してしまったいま、通常の続編では古くさく見られてしまうリスクがあることが挙げられる。ソニーはキャストを女性に替えてリメイクした「ゴーストバースターズ」(2016)が興行で失敗した苦い経験がある一方で、前作から22年ぶりの続編となった「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」は基本要素を維持しながら、新たな要素をほどよく持ち込んだおかげで大ヒットを記録。「Bad Boys For Life(原題)」にも同様のアプローチで臨み、「The Wedding Ringer(原題)」のクリス・ブレムナーが執筆した最新版の脚本は、コメディとアクションがほどよくミックスした現代的なリブートになったという。
既にスミスは出演契約を交わしており、ローレンスの参加も時間の問題とみられている。前2作は「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ監督がメガホンをとっているが、本作はテレビドラマ「スノーフォール」の演出で注目を集めているアディル・エル・アルビとビラル・ファラーの監督コンビが手がける。19年上半期にクランクインし、20年1月の全米公開を目指しているという。