樹木希林さんが“茶道の先生”演じた「日日是好日」10月6~8日に先行上映
2018年9月27日 16:30
[映画.com ニュース] 樹木希林さんが出演した映画「日日是好日」が、10月6~8日に先行上映されることが決定した。女優人生で初めて“茶道の先生”に扮した樹木さんは、今作に多くのインスピレーションを与えている。
森下典子氏が町の茶道教室に通い続けた約25年間にわたる日々を綴った人気エッセイを、「まほろ駅前多田便利軒」「さよなら渓谷」などの大森立嗣監督が映画化。20歳の主人公・典子(黒木)は、従姉の美智子(多部未華子)とともに自宅近くの茶道教室に通い始める。師匠となる武田先生(樹木さん)の指導を受ける20数年間で、典子は就職、失恋、大切な人の死などを経て、お茶や人生における大事なことに気がついていく。
物語の舞台であり、“影の主役”とも言えるお茶室には、樹木さんのアイデアが反映されている。ロケーションセットは、樹木さんが推薦した神奈川県内の民家を改築して建てられた。さらにお茶室に掲げられた「日日是好日」の額の書は、樹木さんの知人の少女(撮影当時小学生)がしたためている。
9月15日に死去した樹木さんに対して、いまだ惜別の声は絶えない。劇中の武田先生のセリフに、「こうしてまた初釜がやってきて、毎年毎年、同じことの繰り返しなんですけど。でも、私、最近思うんですよ。こうして毎年、同じことができることが幸せなんだって」というものがある。今作には、めまぐるしく移りゆく現代社会において、人生を豊かに実らせるためのヒントが、静ひつで控えめではあるが確かにちりばめられている。
「日日是好日」は、10月13日から全国で公開。9月29日からは、新テレビCM(https://youtu.be/ooR6yWBfsJc)が放送される。
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