倍賞千恵子×藤竜也「初恋」に小市慢太郎、西田尚美、優希美青ら参戦
2018年9月26日 08:00

[映画.com ニュース]結婚生活44年になる老夫婦の秘めた思いと愛をめぐる「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」に、佐藤流司、小林且弥、小市慢太郎、西田尚美、優希美青、濱田和馬、吉川友が出演していることがわかった。
1匹の猫と人生の晩年を過ごす、勝(藤)と有喜子(倍賞)の夫婦。平穏な日々を送るなか、有喜子は娘・菜穂子(市川)に「お父さんと別れようと思っている」と打ち明ける。そして時を同じくして、心の拠り所だった猫・チビが姿を消してしまう。韓流ドラマのスターに似たペット探偵・笹原(佐藤)、勝の将棋仲間・山崎(小林)、そして巣立っていった3人の子どもたちに囲まれた、夫婦の時間を描く。
舞台などでも活躍する佐藤は、有喜子が好きな韓流ドラマのキャラクター・ヨンギと、猫のチビを探すヨンギにそっくりなペット探偵・笹原を1人2役で演じ、韓国語にも挑戦。「倍賞さんとのシーンが多かったのですが、自分のような若手相手にも、何度も一緒にセリフ合わせをして下さり、本当に優しい方で大変お世話になりました」と感謝を述べた。また、将棋倶楽部で勝の相手をする山崎役を、「あゝ、荒野」「ゼニガタ」など出演作が相次ぐ小林が務め、「藤さんは、存在自体がすごく作家性があるんです。培ってきた今までの役者歴を、現在の藤さんの佇まいで全て説明しているというか。そこにいるだけで成立する稀有な役者さんで」と、共演した藤の印象を語った。
老夫婦の長男・雅紀役の小市は「大先輩ですごく尊敬する倍賞さんが母親で、子どもの時からドラマで見ていた、幼少期の憧れの男性像である藤さんが父親。本当に嬉しい限りでした」と感激した様子。「夫婦で一緒に見てもらって、その帰りに『飯でも食いに行くか』なんてなってくれたら嬉しいです」とメッセージを託した。長女・祥子役の西田は「猫のチビによって、夫婦がお互いを思う気持ちが見えてくるって微笑ましいなと思って脚本を読みました」と作品への思いを明かした。ほか若き日の有喜子と勝に、それぞれ倍賞と藤の面影がある優希、濱田がオーディションにより抜てき。また吉川は、若き日の志津子に扮する。
「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」は、2019年春に全国で公開。
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