“スーパーマン”ヘンリー・カビル、DCユニバースから離脱
2018年9月18日 08:00

[映画.com ニュース] スーパーマンを演じてきたヘンリー・カビルがDCユニバースから離脱することになったと、米Deadlineが報じた。
カビルは、ザック・スナイダー監督の「マン・オブ・スティール」(2013)でスーパーマン役として抜擢。その後もスナイダー監督がメガホンをとった「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(16)と「ジャスティス・リーグ」(17)でスーパーマンを演じ、DCユニバースの要を務めてきた。
しかし、DCのスーパーヒーローが結集する「ジャスティス・リーグ」の世界累計興行収入が6億5790万ドルと期待外れの結果に終わった後、米ワーナー・ブラザースはカビル版スーパーマンの方向性を模索。一時は「クリード チャンプを継ぐ男」「ブラックパンサー」のマイケル・B・ジョーダンにスーパーマン役を差し替える案も検討されたが、すでに新「スーパーマン」の企画開発は停止。現在はスーパーマンのいとこを主人公にした「スーパーガール」に注力しており、「クローバーフィールド・パラドックス」のオーレン・ウジエルが脚本を執筆している。
米ワーナーの広報担当は、スーパーマン役を卒業することになったカビルに対し「私たちはヘンリー・カビルと素晴らしい経験を築いており、彼に対する尊敬の念は今後も変わりません」とコメントを発表している。なお、ベン・アフレックも、アルコール依存の治療で再びリハビリ施設入りしたため、バットマン役の継続は難しいとみられている。
一方、ワンダーウーマン役のガル・ギャドットやアクアマン役のジェイソン・モモア、フラッシュ役のエズラ・ミラーらは継続の予定。今後のDCユニバース作品は、「アクアマン」(12月21日)、「シャザム!」(19年4月5日)、「ザ・ジョーカー」(19年10月4日)、「ワンダーウーマン1984」(19年11月1日)が全米公開を控えている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント