「シェイムレス」長女役エミー・ロッサム、シーズン9で降板を発表
2018年9月3日 23:30

[映画.com ニュース] 米人気シリーズ「シェイムレス 俺たちに恥はない」のメインキャストである女優のエミー・ロッサムが、9月9日(現地時間)から放送開始予定のシーズン9を最後に同番組から降板することがわかった。本人が、8月30日に自身のFacebookで発表した。
「シェイムレス 俺たちに恥はない」は、飲んだくれの父親フランク・ギャラガーとその一家を通して、アメリカの格差社会や貧困をユーモアたっぷりに描いたコメディ。ロッサムは、2011年の放送開始からギャラガー家の長女フィオナを演じ、家族をまとめる支柱として存在感を発揮。しかし、同番組がシーズン8へ更新される際には、出演料をフランク役のウィリアム・H・メイシーと同額かそれ以上にすることを求めて制作陣と交渉し、降板の可能性が噂されていた。
ロッサムは、Facebookにギャラガー一家の画像とともに、共演者や制作陣、ファンへの感謝のメッセージを投稿。「私抜きでも、ギャラガー家の物語は続いていきます。ずっと家族のみんなを応援していくわ。私がいなくなったなんて考えないで、ただ少し離れた場所に引っ越しただけだと思ってほしい。ずっと愛してる」と寂しさをにじませた。
これを受け、同番組のショーランナーであるジョン・ウェルズは、「エミー・ロッサムは永遠に『シェイムレス』のファミリーです。フィオナとして素晴らしい演技を見せ、セットでリーダーシップを発揮し、いくつかのエピソードを監督した彼女は、番組の成功に欠かせない存在でした」とロッサムの功績を称える声明を発表。さらに、「エミーの素晴らしい仕事に報いるため、フィオナを送り出すシーズン9のフィナーレに向けて懸命に努力を続けています」「キャストが番組を去るのはいつだって切ないものです。しかし、フィオナがいつでも遊びに来られるように、もしくは家に戻ってこられるように、ドアはいつでも開けておきます」と別れを惜しんでいる。
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