有村架純×國村隼「かぞくいろ」予告完成！　斉藤和義の主題歌「カラー」が初披露

2018年8月29日 08:00

［映画.com ニュース］鉄道に関わる人々の人生をつづる「RAILWAYS」シリーズ第3弾「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」のポスタービジュアルと予告編が公開された。予告編では、ミュージシャン・斉藤和義の書き下ろし主題歌「カラー」が初披露されている。

有村架純と國村隼がダブル主演を務める本作は、「再出発」をテーマにした家族の物語。夫・修平（青木崇高）とその連れ子・駿也（歸山竜成くん）とともに東京で暮していた晶（有村）は、修平が他界したことをきっかけに、鹿児島で暮らす義父・節夫（國村）のもとへ。大切な人を失った悲しみに暮れる晶と駿也、息子に愛を伝えきれなかった後悔を抱える節夫が、新しい“家族”になろうとするさまを映し出す。

ポスタービジュアルは、九州の西海岸を走る「肥薩おれんじ鉄道」を背景に、晶、駿也、節夫の表情を活写。何かを決意した凛々しさを感じさせる晶、父を亡くした悲しみを秘める駿也、温かい笑顔を浮かべた「肥薩おれんじ鉄道」の運転士姿の節夫に加え、「もう一度つくれますか？　いちど失くした家族。」というキャッチコピーが添えられている。

予告編は、父の死を信じられない駿也が、その事実を必死に伝えようとする晶に「晶ちゃんがいなくなったらよかったのに！」と口にしてしまうシーンからスタート。時に感情をぶつけ合い、もがぎながらも、必死に前を向いて生きようとする血のつながらない“家族”。そんな彼らを後押しするように響くのが、斉藤の歌声だ。鹿児島の撮影現場に訪れ、実際に「肥薩おれんじ鉄道」にも乗車したことで紡いだ「走り出す　風になる　空高く　舞い上がれ」という歌詞が、本作の「再出発」というテーマを強調している。

「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」は、吉田康弘監督がメガホンをとり、桜庭ななみ、木下ほうか、筒井真理子、板尾創路も出演。11月30日から全国公開。