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木村拓哉はモノマネ、二宮和也は恐怖のアドリブ…「検察側の罪人」撮影秘話を告白

2018年8月24日 14:00

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公開初日を迎えた「検察側の罪人」
公開初日を迎えた「検察側の罪人」

[映画.com ニュース]作家・雫井脩介氏による小説を映画化した「検察側の罪人」が8月24日、全国335スクリーンで公開初日を迎え、主演の木村拓哉をはじめ共演の二宮和也吉高由里子八嶋智人松重豊、メガホンをとった原田眞人監督が東京・TOHOシネマズ日比谷での舞台挨拶に出席した。

エリート検事・最上(木村)と、若手検事・沖野(二宮)が、ある殺人事件をめぐって信念がすれ違い、互いの正義を賭した戦いへと身を投じるさまを描く。初共演となった木村&二宮の火花散る演技合戦が見どころだが、木村は「自分は、特にこうした、ああしたはない。すべて原田監督が導いてくれた結果が、スクリーンに映されています。監督に感謝です」と述べ、二宮は「伝えたいことが明確だからこそ、賛否がわかれる作品だと思っていました。(称賛の声が多く寄せられたことに)ありがたいですね」と晴れ晴れしい表情をのぞかせた。

一方で原田監督は、木村の現場での“ある振る舞い”に言及。「モノマネが上手いんですよね。他のキャラになりきって、『(松重演じる)諏訪部だったら、こう言うよね』とやるんです。特徴をとらえているのと同時に、映画にとってプラスになる。木村さんの(モノマネ)提案で、それ面白い、やろうというのがいくつもあった」と明かすと、当の木村は「モノマネは『こういう感じ』と他人に伝えるには、それが一番早い、という手段です」と照れ笑いを浮かべた。

また二宮扮する沖野と、酒向芳演じる容疑者・松倉の激しい取り調べシーンも見どころのひとつ。原田監督は「二宮さんがこちらの思っていた2倍か3倍のテンションでキレてくれて、すげえなと思った。『あと何回できる?』と聞いたら『大丈夫ですよ、何回でもできます』」といい、「2~3回目あたりから余裕で、アドリブがポンポン出てきて。沖野の『首吊って』というセリフは、台本にはないんです。本人は(アドリブを)覚えてないらしいですけど」と話す。これに二宮は「全然覚えてないんですよ。台本に書いてないのに『そこで首吊ってこい』と言うって、どっかで思ってるんですよ」と笑ったが、吉高が「こわっ。そういう人間なの?」と恐怖を感じ後ずさりしたため、一同は「あくまでも役がね!」とフォローを入れていた。

さらに原田監督は「木村&二宮共演で、さらに映画を撮るとしたら?」と話題を振られ、「今作を撮影しながら、この2人でインパール作戦の悲劇をできたら良いなと思っていました」と答える。なおも「(自身が1995年に製作した)『KAMIKAZE TAXI』をリメイクするのもいいかな。主役をリメイクして、悪役の亜仁丸を木村さんに演じてもらい、ニノを追い回す。ギトギトの悪党の木村さんを見てみたい」と構想を語り、2人は「ギットギトにいきたい」(木村)、「この2人と一緒にできることはなかなかない。今回、最初で最後のつもりでやっていましたから、そう言っていただけるだけでありがたい」(二宮)と身を乗り出していた。

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