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二宮和也、木村拓哉から私服を譲り受けたと明かす

2018年8月20日 17:13

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木村拓哉(左)と二宮和也
木村拓哉(左)と二宮和也

[映画.com ニュース]木村拓哉二宮和也がそろって出演する映画「検察側の罪人」の公開を前に8月20日、“夏の納涼試写会”と銘打った、浴衣姿の観客を招待してのイベントが開催された。木村、二宮に加えて、共演の芦名星酒向芳が出席した。

雫井脩介のサスペンス小説を「日本のいちばん長い日」、「関ヶ原」の原田眞人監督が実写化。とある殺人事件を巡り、対立を深めていくエリート検事と新人検事の姿を描き出す。

浴衣姿の招待客で埋め尽くされた客席を見やり、木村は「いいですよね、女子の浴衣姿は。この時期ならではで、ありがたい」とニンマリ。「“涼しい格好で”と聞いていたので、ニノと『水着の子とかもいるのかね?』って話してて(笑)」と軽快な口調で笑いを誘っていた。

さらに、夏の私服に話が及び、二宮の私服の話になると、木村は「そこはあまり聞かないで! 世のみなさん、なんとなくご存知だと思うので掘り下げないで(笑)」とバラエティ番組で服に頓着しない姿が話題の後輩を慮ってか、追求をシャットアウト。二宮は「全然聞いて大丈夫ですよ!」と心外そうに語り「ひとつ言うなら、今日(の私服)は上も下も全部(木村から)もらったもの。言うなら木村拓哉です!」と語り、仲睦まじい先輩後輩の様子を見せつけた。

ちなみに、今回の撮影現場でも役衣装にまつわる印象的なやり取りがあったそう。昨夏の暑いさなかの撮影となったが、木村は「殺人事件の現場検証のシーンで、役衣装(スーツ)で行ったんですが『これは無理だな』と思い、速攻でジャケット脱ぎました。現場慣れした検察官なら、アリじゃないかと」と役の設定を逆手にとって、自然と涼しい格好に切りかえたと告白。さらに「監督が『OK』と言ってくださった後、ニノが『ずりぃ!』って(笑)」と若手検事役という設定ゆえ、ジャケットを脱げなかった二宮から、思わず恨み節がもれたと明かす。二宮は「そういうことすぐやるんですよ」と自由気ままな先輩に嘆息する。

そう言いつつも、二宮は木村と演技者として向き合い魅了されたよう。当初、共演を知らされたときは「衝撃が強くて『僕の知ってる木村拓哉ですか?』と一応確認した」と明かすが、現場で対峙し「楽しさしかなかった。プロ野球選手に混じってプレイしているよう。どんな球でも、どこに打ってもちゃんと拾ってくれるので、僕は何をやってもうまくなっちゃう」と語っていた。

検察側の罪人」は8月24日より公開。

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