G・ガーウィグ版「若草物語」S・ローナン、E・ストーン、M・ストリープ、T・シャラメ
2018年7月5日 11:05

[映画.com ニュース] 初単独監督・脚本作となる「レディ・バード」で第90回アカデミー賞5部門ノミネートの快挙を成し遂げたグレタ・ガーウィグの監督次回作が、名作小説「若草物語」の映画化に決まったと、米ハリウッド・レポーターが報じた。
米作家ルイザ・メイ・オルコットが1868年に発表した「若草物語」は、南北戦争下の米マサチューセッツ州を舞台に、様々な試練に立ち向かいながら力強く生きていく4人姉妹の成長を描いた物語。ジリアン・アームストロング監督、ウィノナ・ライダー主演の「若草物語」(94)をはじめ、これまでに何度も実写化されている。ガーウィグは当初、米コロンビア・ピクチャーズが数年前から温めてきたこの企画で脚本のリライトを担当する予定だったが、「レディ・バード」が成功を収めたことで、コロンビアからメガホンを託されることになったようだ。
同紙によれば、「レディ・バード」で第75回ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)に輝いたシアーシャ・ローナンが4姉妹の次女で主人公のジョー、エマ・ストーンが長女メグ、英国出身の若手注目株フローレンス・プーが末っ子エイミーを演じる。また、メリル・ストリープが4姉妹の母親マーチ夫人役、「レディ・バード」でローナンと共演したティモシー・シャラメがマーチ家の隣人ローレンス家の一人息子ローリー役で出演交渉中だという。三女ベス役を誰が演じるかについては、現時点で明らかになっていない。
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