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橋本愛主演「ここは退屈迎えに来て」フジファブリックが主題歌&初の劇伴担当

2018年7月4日 08:00

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フジファブリックが主題歌&音楽担当する 「ここは退屈迎えに来て」のビジュアル
フジファブリックが主題歌&音楽担当する 「ここは退屈迎えに来て」のビジュアル
(C)2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会

[映画.com ニュース] 橋本愛主演、廣木隆一監督のメガホンで山内マリコ氏の小説を映画化する「ここは退屈迎えに来て」の予告編とポスタービジュアルが完成。あわせて、人気バンドの「フジファブリック」が主題歌と劇伴を担当することが明らかになった。

原作は、「アズミ・ハルコは行方不明」で知られる山内氏が2012年に発表したデビュー作。ある地方都市を舞台に、高校時代にみんなの憧れだったひとりの男性を柱に、主人公や周囲の人々が交わり、それぞれの居場所を求めていく姿を、痛く切なく描く群像劇。主人公の「私」を橋本が演じ、元彼の椎名くんを忘れられない女性「あたし」役で門脇麦、高校時代にみんなの憧れだった椎名くん役で成田凌が共演。ポスタービジュアルには、3人がそれぞれ複雑な感情を抱えているような表情が切り取られている。

そして予告編では、夢をあきらめて地元に帰ってきた「私」や、元彼をあきらめられない「あたし」が抱く、かつて輝いていた青春への捨てきれない憧れや切なさが描かれており、映像とともに流れる「フジファブリック」の書き下ろし主題歌「Water Lily Flower」が、青春という誰にとってもかけがいのない時間を思い出させ、余韻を残す。

画像2

「フジファブリック」は主題歌に加え、デビュー14年目で初めて劇伴を担当することも決定。音楽制作のために撮影現場にも立ち会ったというボーカルの山内総一郎は、一足先に本編も鑑賞し「国道、ファミレス、ゲーセン。舞台は僕が生まれ過ごした場所ではないのに、スクリーンには知っているような故郷の風景が広がっていました。一人一人の心の揺れや移り変わりと音楽をマッチングさせたいと思いましたし、フジファブリックとして様々な場面でこの作品に加われたことを誇りに思います」とコメントを発表している。

ここは退屈迎えに来て」は10月19日から全国公開。

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