エマ・ストーンが絶賛!「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」夫婦監督に迫る特別映像
2018年6月27日 10:00
[映画.com ニュース] 「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンと、「フォックスキャッチャー」のスティーブ・カレルが実在のプロテニス選手を演じ、「スラムドッグ$ミリオネア」の監督&脚本家コンビのダニー・ボイルとサイモン・ビューフォイが、それぞれ製作と脚本を手掛けた「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」の特別映像が公開された。本編シーンとメイキング映像を交えながら、メガホンをとったバレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン監督に焦点を当てたものとなっている。
1973年当時の女子世界チャンピオン、ビリー・ジーン・キングを演じたストーンは、「2人ともすばらしい監督だわ。チームワークがいいし、感情が豊かで、この物語にぴったりよ」と、夫婦でもある監督コンビを絶賛。男性の優位さを証明するべく、ビリー・ジーンに「バトル・オブ・ザ・セクシーズ=性差を超えた戦い」を仕掛けた元男子世界チャンピオン、ボビー・リッグスに扮し、過去に監督たちと組んだ経験を持つカレルも、「(アカデミー賞2部門に輝く)『リトル・ミス・サンシャイン』の時もそうだった。2人は作品も人も大切にする」と、ファリス&デイトン監督の持ち味を明かしている。
監督たち本人は、「スポーツ映画に興味はなかったが、脚本を読んで考えが変わった」と、オスカー脚本家が手掛けた脚本が、作品に関わるきっかけだったと告白。「スポーツ、愛、政治、様々なジャンルが交錯した、奥深い物語だ」と物語の魅力を語っている。
ビリー・ジーンのツアーに同行するデザイナー役のアラン・カミングや、ボビーとの複雑な夫婦関係を演じたエリザベス・シューも登場。「監督が2人だとすぐに対話が始まる」(カミング)、「几帳面な人たちよ」(シュー)というコメントを背景に、ファリス&デイトン監督が笑顔を浮かべながら撮影を進めていく様子が映し出される。
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」は、全世界で9000万人が見つめたという男女対抗戦が、どのようにして時代を変えていったのかを描く。7月6日から全国順次公開。