池松壮亮、主演作「君が君で君だ」を珍アピール「やばい人たちのテラスハウス」
2018年6月26日 17:05

[映画.com ニュース] 恋する女性の“好きな人”に10年間もなりきった男たちを描く異色の恋愛映画「君が君で君だ」の完成披露試写会が6月26日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の池松壮亮をはじめ共演の満島真之介、大倉孝二、高杉真宙、向井理、YOU、原作・脚本・監督を務めた松居大悟監督が舞台挨拶に立った。
「私たちのハァハァ」「アズミ・ハルコは行方不明」などで知られる松居監督のオリジナル作品。池松、満島、大倉が演じる3人の男が思いを寄せるヒロイン(キム・コッピ)は、伝説の歌手・尾崎豊、ハリウッド俳優ブラッド・ピット、日本の歴史を大きく変えた坂本龍馬が大好きな女の子。男たちは容姿も人格も“好きな人”になりきったほか、自らの名前すら捨て去り、10年間彼女を見守り続けるが、やがてその恋路に大きな変化が訪れる。
中国で開催された、第21回上海国際映画祭でも上映された今作。現地入りした池松は「偉い人から帰り際に『こんな映画上映するな』って文句言われたみたいで。日本でも、公開前に打ち切りにならないか心配ですね」とぶっちゃけ、松居監督も「ちょっと『変態が過ぎる』と言われまして」と苦笑い。そして池松は、「人生の変化を望んでいる人に、個人的には見てほしい」としたうえで、「変な映画です。狂った純愛映画です。やばい人たちの『テラスハウス』のような映画です」と珍アピールで締めくくっていた。
また約1年前に行われた撮影のエピソードを問われると、満島は「本当に人が住んでいるアパートを借りた。踊ったり歌ったり叫んだりすごかったので、アパートが壊れるかと思った」とエネルギッシュな現場を振り返り、「臭かったですね~。汗とかいろんな臭さ」と愉快げ。今作で唯一まともな役どころだと自認する向井は、「とにかく3人(池松&満島&大倉)を気持ち悪いな、と思いながら見ていた(笑)。僕がいなかったら、上映できていないと思います。とんでもない方向に行っちゃうから」と語り、YOUも「3人組の光景は地獄絵図だった」と笑った。
舞台挨拶終盤は、「小さいころ、好きな子にやってしまった変なこと」というトークテーマに。松居監督が高杉に対し「好きな子のリコーダー、舐めたくなったりしなかった?」と詰め寄ると、満島は「え、舐めたことないの?」。YOUから「何本舐めたの?」と問いかけられた満島は、「2本。その子がリコーダーを替えたんです。最初は黒と白、高学年から真っ白なやつに。それは行っとかないと」と冗談混じりで告白したため、場内は爆笑と悲鳴に包まれていた。
「君が君で君だ」は、7月7日から全国公開。
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