エドガー・ライト「スパークス」の音楽ドキュメンタリーを準備中
2018年6月23日 11:30
[映画.com ニュース] 「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ベイビー・ドライバー」で知られるエドガー・ライト監督が、カルト的な人気を誇るアメリカのポップロック・バンド「SPARKS(スパークス)」のドキュメンタリー映画を企画中であることがわかった。
米Indie Wireが、ライト監督が次回作のために同バンドのアーカイブ素材を集めていると報じた。今年5月に英ロンドンのO2・フォーラム・ケンティッシュタウンで開催された同バンドのコンサートを撮影したのは、ドキュメンタリー映画のためだとも伝えている。
この記事に対し、ライト監督は自身のTwitterで「現在開発中の作品ではないが、企画していることは事実。とてもワクワクする企画なんだ」とコメントし、スパークスの「Something For The Girl With Everything」のミュージックビデオを紹介した。
スパークスは、ロン・メイル(キーボード)とラッセル・メイル(ボーカル)の兄弟が1968年にロサンゼルスで結成したバンド。17年には9年ぶりのニュー・アルバム「ヒポポタマス」をリリースし、単独来日公演も行った。
全編にわたり音楽と物語がシンクロしたカーチェイスムービー「ベイビー・ドライバー」がスマッシュヒットを記録したライト監督は、音楽通としても有名。昨年、同作の来日プロモーション時にフジロックフェスティバルへ足を運んだことも、日本のファンの間で話題を呼んだ。今年3月末には、監督を務めたBECKの新曲「Colors」のミュージックビデオがリリース。一方のスパークスは、8月18、19日に幕張メッセで開催されるサマーソニック東京の「MIDNIGHT SONIC」で公演を予定している。