小日向文世&遠藤憲一「嫌われ監察官 音無一六」新作で“兄弟”に!
2018年6月19日 12:00
[映画.com ニュース] 小日向文世が主演する人気ドラマシリーズ最新作「ドラマ特別企画 嫌われ監察官 音無一六スペシャル」が、7月6日にテレビ東京系で放送されることが決定。あわせてゲスト出演者も発表され、遠藤憲一、大友康平、堀内敬子が参加していることがわかった。
これまで4作が放送され、約1年半ぶりの新作となる「嫌われ監察官 音無一六」。小日向が演じる音無一六は、天才的な“深読み力”で事件の真相を暴き、警察内部のあらゆる不正を取り締まってきた監察官だ。今作では、暴力団との癒着疑惑で監察中だった警部補・有村俊樹が毒殺され、遺体の第一発見者になってしまう一六。仲間を失った捜査員から反感を買いつつ、四面楚歌でなおも監察を遂行するうちに、現場から逃走した被疑者・万丈二六の意外な正体に気づく。
小日向をはじめ、警務部長・千住遼子役の田中美佐子、元署長の居酒屋店主・二宮満役の小野武彦、刑事部長・七尾政和役の石丸謙二郎、巡査部長・三条渚に扮する中越典子が続投。のちに一六の弟であることが発覚するキーパーソン・万丈二六を遠藤が演じ、大友が殺害されてしまう警部補・有村俊樹役、堀内が一六の相棒として活躍する溝呂木三花役として登場する。
遠藤が息吹を注ぐ二六は、一六と幼い頃に引き離されてしまったという過去を持つ男。「全く(見た目が)似てないのが面白いと思う反面、成立するのかなと(笑)」と振り返った小日向は、「それに遠藤君とお芝居で絡んだことが実はあまりなかったんですけど、演じてみてとっても面白かったし、すごく嬉しかったです。遠藤君はあんな顔しているけど(笑)、ものすごく神経が細かいし、柔らかいし、面白い! 楽しかったしやりやすかったし、遠藤君もそう思ってくれていると思います」と確かな手応え。「本当にお芝居が好きで無邪気で、あんなに忙しいのに手を抜かないし、どうやったらそのシーンが面白くなるか一生懸命考えている。遠藤君を見て僕も勉強になりました」と充実の面持ちだ。
「まさか小日向さんと兄弟になれる日がくるとは思いませんでした」と驚きを隠せない遠藤は、「小日向さんからは、真摯に役に向き合い努力する姿に勇気をもらいました。小日向さんと演技をすると予想外の感情や空気がうまれ、充実した時間を過ごせました」と述懐。「シリーズが続けば一六・二六の兄弟関係がもっともっと面白く描かれていくと思うので、これが始まりだと思って、ぜひ応援していただければと思います」という小日向の言葉に続き、「事件を解決するドラマではありますが、監督が感情を丁寧に描いてくれていて、人間ドラマとしても楽しめます。台詞もとても面白いです。このシリーズのファンの方も、初めて見る方もぜひ楽しみにして下さい」とアピールしている。
「ドラマ特別企画 嫌われ監察官 音無一六スペシャル」は、7月6日にテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送で午後8時から放送開始。
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