オスカー女優ヘレン・ミレン「ウィンチェスターハウス」で気が重かったこととは?
2018年6月18日 17:00

[映画.com ニュース] 現存する幽霊屋敷の実話を映画化した「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」で、初の本格ホラー出演を果たしたアカデミー賞女優、ヘレン・ミレンのインタビュー映像が公開された。
ミレンが演じるのは、娘、夫を突然の病気で失った未亡人サラ・ウィンチェスター。残された家族を亡霊たちから守るために、38年間もの間、1年365日・1日24時間休むことなく屋敷を増改築し続けたという史実を基に、サラの精神鑑定を請け負った医師エリック(ジェイソン・クラーク)とともに、恐るべき厄災に立ち向かうさまが描かれる。
インタビュー映像でミレンは、「サラ・ウィンチェスターには多くのうわさがある。彼女は生存中から伝説の存在だったのよ。彼女が建てている屋敷のせいでね」と、サラの人物像を解説。「サラのうわさは当時からすでにささやかれていて、屋敷が複雑に大きくなるにつれ、うわさも広がっていった」と続け、その伝説が「今も語り継がれているのよ」と語っている。
また、当時の状況をリアルに再現して注目を集めている衣装と屋敷のセットについても言及。「調査資料を基に当時の衣服を再現したの。サラの写真などを参考にしたわ」と明かし、「屋敷をできる限り忠実に再現した。ジグザグに造られた不思議な階段や他にもいろんなものをね」と、オーストラリアのメルボルンに建造されたセットについて振り返っている。
亡霊の存在を信じ、屋敷の増改築にすべてを捧げる狂気をも感じさせる熱演を披露するミレン。「サラの着ていた服も写真から分かるから、細部の飾りまでは分からずとも可能な限りマネたわ」と役作りの秘けつを明かしつつ、「ただ、1日中コルセットを着けるのは楽しくなかったけどね」とおどけている。
「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」は、「プリデスティネーション」「ジグソウ ソウ・レガシー」のマイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟監督がメガホンをとった。6月29日から全国公開。
(C)2018 Winchester Film Holdings Pty Ltd, Eclipse Pictures, Inc., Screen Australia and Screen Queensland Pty Ltd. All Rights Reserved.
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
コート・スティーリング
【イカれた映画にご用心】些細なことで人生詰んだ…感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
年末年始は爆発・秒殺・脱獄・名作!!
【全部無料の神企画】今年もやるぞ!ストレス爆散!!劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー