放送終了となったSFドラマ「エクスパンス」、アマゾンで継続が決定
2018年6月12日 11:00
[映画.com ニュース] 米ケーブル局SyFyが番組終了を決定したSFドラマ「エクスパンス 巨獣めざめる」が、アマゾンで継続することが決定したことを、Deadlineが報じている。
同作は、ジェイムズ・S・A・コーリィによる人気シリーズ「巨獣めざめる」を映像化したもの。人類が宇宙に進出した未来を舞台に、行方不明になった女性を捜索する刑事、宇宙船の副船長、国連幹部らが太陽系と人類の危機を回避しようとするというストーリー。
批評家の評価が高く、Rotten Tomatoesによればシーズン1は76%、シーズン2は95%、シーズン3は100%と右肩上がりだ。しかし過日、SyFyは同作のシリーズ更新をしないと発表、事実上の番組終了が決定した。その後、熱烈なファンが#SaveTheExpanse(「エクスパンスを救え」)運動を展開していた。
その運動が奏功したのか、オリジナルコンテンツを急速に増やしているアマゾンの制作会社アマゾン・スタジオがこのほどシーズン4の制作を発注したため、継続が決定した。ちなみに、同作のSVOD(定額制動画配信)に関しては、もともとアマゾンが北米、Netflixがそれ以外の権利を持っていたため、シーズン4以降、日本での配信については現時点で明らかになっていない。