スティーブ・カレル「30年後の同窓会」に感じたのは“誠実さ” インタビュー映像入手
2018年6月9日 10:00

[映画.com ニュース] リチャード・リンクレイター監督最新作「30年後の同窓会」(公開中)に出演するスティーブ・カレルのインタビュー映像を、映画.comが独占入手した。「出演を決めたのは、リンクレイター監督が一番の理由だった。素晴らしい監督だ。彼と仕事が出来るなんて、最高だよ」と切り出したカレルが、同作の魅力について語り尽くしている。
1年前に妻に先立たれ、2日前に遠い地で息子が戦死したドク(カレル)は、男ひとりで酒浸りになりながらバーを営むサル(ブライアン・クランストン)と、過去を捨てて牧師となったミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)の2人の旧友を訪ね、息子の遺体を故郷に連れ帰る旅への同行を依頼。30年前に起きたある事件をきっかけに人生が大きく変わった男たちが、旅路をともにして語り、笑い合い、悩みを打ち明けるなかで、再び人生に輝きを取り戻していく様子を描く。
撮影前には、リンクレイター監督、クランストン、フィッシュバーンとともに「1週間リハーサルをした」と打ち明けたカレルは「本読みするのは楽しくて刺激だったよ。もちろん脚本も素晴らしかったよ」と述懐。さらに「物語の結末やキャラクターの関係が明確な映画じゃない。でもその方が誠実で、僕は好きだ」と本作の出来に満足しているようだ。
戦争で抱えた“トラウマ”によって結ばれているドク、サル、ミューラーの関係性を「何度も衝突するし、相性がいいとも言えない」と説明しつつ「コメディじゃないけど映画のユーモアを伝えたい。たくさん面白いところがあるからね」と言葉を紡ぐカレル。そして「彼らの言葉はダークだけど、同時にユーモアが溢れている」「3人は時々、ケンカもするけど、でも、そこには間違いなくお互いへの思いやりがあるんだ」とコメントしている。
(C)2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス