R指定アメコミ映画「スポーン」主演にジェイミー・フォックス
2018年6月6日 21:00
[映画.com ニュース] 米人気俳優のジェイミー・フォックスが、アメコミ映画「スポーン」で主演を務めることが明らかになった。Deadlineが報じている。
イメージ・コミックから1992年に発表された「スポーン」は、暗殺されたCIA工作員アル・シモンズが妻と再会を果たすために悪魔と取引し、魔界の尖兵として現世に帰還したアンチヒーローの活躍を描く人気シリーズ。90年代には、実写映画やテレビアニメ「SPAWN スポーン The Animated Series」が製作された。
アメコミ映画全盛のいま、原作者のトッド・マクファーレンは実写映画化を再度試みてきたが、ダークなアンチヒーローをそのまま映像化したいマクファーレンと、健全なアメコミ映画を求めるスタジオとは折り合いがつかなかったという。しかし、「パージ」シリーズや「ゲット・アウト」などのホラー映画を手がける製作会社ブラムハウスがR指定映画としてゴーサインを出した。
製作費は1000~1200万ドルとアメコミ映画としては低予算だが、マクファーレンは監督・脚本家として思い通りの映画が作れるようになった。肝心のアル・シモンズ/スポーン役に関しては、出演を熱望していたジェイミー・フォックスが正式に決定した。なおフォックスは、「アメイジング・スパイダーマン2」(14)でアメコミ映画を経験済みだ。