「スポーン」が人気ホラースタジオで映画化 原作者自らメガホン
2017年7月26日 11:00
[映画.com ニュース] 米コミック界のアイコン、トッド・マクファーレンが、人気コミック「スポーン」を自身のメガホンで映画化する計画であることがわかった。「パラノーマル・アクティビティ」シリーズなどの低予算ホラーで知られる製作会社ブラムハウス・プロダクションとタッグを組む。
同作は、仲間の裏切りで命を落とし地獄に堕ちたCIAの特殊工作員が、最愛の妻と再会するため地獄の王に魂を売り渡し、醜く焼けただれた顔に特殊能力を身につけた地獄のヒーロー「スポーン」として現世に復活、自分を陥れた者たちへの復しゅうに乗り出すという物語。マーベル・コミックスの人気シリーズ「スパイダーマン」の作画を手がけて一躍コミック界のスーパースターとなったマクファーレンが設立したコミック出版社イメージ・コミックスのオリジナルコミック第1弾で、97年にマイケル・ジェイ・ホワイト主演で映画化された他、90年代後半には米HBOでテレビアニメ化もされた。
米ハリウッド・レポーターによれば、長年再映画化を熱望していたマクファーレンはすでに脚本の第1稿を書き上げ、ブラムハウス・プロダクションを率いる敏腕プロデューサー、ジェイソン・ブラムハウス製作のもと、長編監督デビューを果たすべく準備に取りかかっているという。