青山剛昌氏、「映画界の沢村賞」に歓喜 コナン・高山みなみも祝福
2018年5月31日 14:30

[映画.com ニュース] 第37回藤本賞の授賞式が5月31日、都内のホテルで行われた。生涯で269作品を製作した藤本真澄氏の功績を称え設立され、日本で唯一、プロデューサーの実績を顕彰する賞。昨年4月~今年3月に公開された作品が対象の今回は、「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」の青山剛昌、近藤秀峰、米倉功人、石山桂一氏が受賞した。
1997年にスタートした「名探偵コナン」の劇場版は、2012年から5年連続で興収の新記録を更新し、昨年の「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」は興収68億9000万円で邦画の1位に。原作者でもある青山氏は、トロフィをうれしそうに掲げ「映画業界の沢村賞と聞いている。野球ファン、巨人ファンでもある僕としてはとてもうれしい。昨日(30日)で連敗も止まりましたしね」と笑顔で話した。
昨年12月から病気療養のため休載していた連載も4月から再開し、「この賞に恥じないよう、これからも頑張っていきたい」と意欲。アニメでコナンの声を担当している高山みなみも祝福に駆け付け、関係者と喜びを分かち合った。公開中の最新作「名探偵コナン ゼロの執行人」はさらに記録を更新し、興収76億円を突破している。
藤本賞・特別賞は、興収38億4000万円で昨年の邦画の実写でナンバー1となった「銀魂」の松橋真三氏。「私は平凡な人間ですが、平凡だからできることもある。最初に観客の目線でこんな映画が作りたいというところから始まったのが『銀魂』。これからも見たい、面白そうと思うものを作り続けていきたい」と気持ちを新たにした。
「君の膵臓をたべたい」で藤本賞・奨励賞に輝いた春名慶、臼井央両氏は、ここ10年で9度目のタッグ。春名氏は、「アニメ、洋画に押され気味の邦画実写を、もう1回盛り返しなさいと仰っていただいたと思う。まだまだのびしろはあると思う」と話した。
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