マーベルがイスラム女性のスーパーヒーロー「ミズ・マーベル」を準備
2018年5月28日 11:00

[映画.com ニュース] 黒人のスーパーヒーローの活躍を描く「ブラックパンサー」を大ヒットさせたマーベル・スタジオが、ムスリム女性を主人公にした映画を企画していることが明らかになった。
マーベルは現在、同社初となる女性が主人公のスーパーヒーロー映画「キャプテン・マーベル」(主演:ブリー・ラーソン)の撮影の真っただ中だが、ケビン・ファイギ社長はムスリム女性を主人公にした「ミズ・マーベル(仮題)」も準備中であると、英BBCの取材で明らかにした。「『ミズ・マーベル』に関しては、いまは準備中だ。『キャプテン・マーベル』を世界に紹介したあとに、その計画がある」
原作コミックによれば、ミズ・マーベルはもともと男性だったキャプテン・マーベルの女性版として生み出されたキャラクター。4代目にあたる現在の主人公はカマラ・カーンというパキスタン系アメリカ人の女性で、映画化が実現すればマーベル映画史上初のムスリムヒーローとなる。
主役候補としてファンの間で名前が挙がっているのはインド女優で、「クランティコ FBIアカデミーの真実」などハリウッドでも活躍しているプリヤンカー・チョープラーだ。チョープラーは、マーベルのモバイルゲーム「Marvel: Avengers Academy」において、カマラ・カーンの声を担当している。ただし、原作ではバングラデッシュ系で10代少女という設定なので、無名の女優が起用される可能性もありそうだ。
この報道を受けて、インド系女優のミンディ・カリング(「オーシャンズ8」)やパキスタン系の俳優リズ・アーメッド(「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」)、同じくパキスタン系のクメイル・ナンジアニー(「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目覚め」)らが、ツイッターを通じて「ミズ・マーベル」の脚本執筆への関与を熱望するコメントをしている。
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