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福士蒼汰&佐藤信介監督が語る実写「BLEACH」への自信「見たことがない世界見せられる」

2018年5月24日 08:00

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福士蒼汰が撮影現場で明かす
福士蒼汰が撮影現場で明かす
(C)久保帯人/集英社 (C)2018映画「BLEACH」製作委員会

[映画.com ニュース] 久保帯人氏による大ヒット漫画を実写映画化した「BLEACH」の撮影現場で、主演の福士蒼汰佐藤信介監督が報道陣による取材に応じた。邦画としては類を見ないほどの巨額の予算を投じ、大規模セットを建設したほか、最新鋭のCGを総動員した今作。撮影の真っ只中だった2人が、手応えのほどを語った。

2001年に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載開始され、全74巻で全世界シリーズ累計発行部数は1億2000万部を超える同名原作を実写化。「死神代行篇」を中心に据え、霊が見える高校生・一護(福士)が、突然目の前に現れた死神・ルキア(杉咲花)から“死神の力”を与えられ、人の魂を食う“虚(ホロウ)”たちと戦うさまを描く。

報道陣に埼玉県・三郷市の撮影現場が披露され、2人の取材が行われたのは、2016年10月31日のこと。中川水循環センターの敷地内に、駅前ロータリーを再現したオープンセットが建てられていた。一護と虚“グランドフィッシャー”が激しく戦闘したため、多くの建物が崩壊し、車が木の葉のように吹っ飛ばされるなど、街の被害は甚大だ。死神姿の一護に扮した福士はワイヤーアクションにも挑んでおり、重たい斬魄刀を振りながら何度も宙を舞っていた。

地毛をオレンジ色に染め上げるなど、役づくりにも余念がない福士。寝食を忘れて原作漫画をイッキ読みし、アニメ版の鑑賞も重ねたそうで、「漫画で描かれているルキアとの関係性は、実写ではどうすれば魅力的に見えるか。ファンの皆さんがイメージしているものに近づけることを意識し、原作とアニメを参考にした部分はたくさんあります」と述べる。佐藤監督は、原作への思いを「日常に死神や、大小さまざまな虚が出てきたり、日常と非日常が渾然一体となっています。昔からそういう作品をやりたくて、『BLEACH』には惹かれていました」といい、「アニメ的なテイストではなく、現実のなかで展開する画作りがやりたかった」と狙いを説明した。

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今作でぶち当たった難点を問うと、福士と佐藤監督はCGとの関わりに言及する。福士が「(編集段階で合成される)虚と戦うシーンでは、見えないものといかに戦うか。撮影自体は、自分が1人で斬っている姿を撮るため、自分のイメージ力をどう映像に反映するか、という点が非常に難しいと感じました。あわせて、自分のイメージを周囲に共有することも難点でした」と述べれば、佐藤監督も「これまでの作品でもCGは多用してきましたが、今回は量がかなり多い。(役者とCGが)接触しながら戦うという点も、技術的な難易度を上げています。表情やセリフも感情的になりながら(CGと)戦ってもらわないといけないので、意思疎通が楽しいところでもあり、わかり合っていないと前に進めない難しいところでもあります」と話す。そのうえで「でも福士さんは『仮面ライダー』をやっていた。世界にグッと入ってくることにバリアがなく、僕らもやりやすいんです」と明かし、「『図書館戦争』では福士さんに軍人を演じていただきました。今回はフィクション性がもっと高いので、そこをどう演じてもらうかを話していました。でも最初のカットを撮った時に、『あ、一護だ』と思い、すごく良いと感じました」と頼もしげな視線を投げかけた。

駅前ロータリーを再現したオープンセットにかけた費用は、配給のワーナー・ブラザース映画関係者によると「聞いたこともないくらい莫大な費用」「宝くじくらい」。CGの面でも、エグゼクティブプロデューサーの小岩井宏悦氏は「ここ5年ほど、邦画の予算は増加傾向。CGなどの、費用をかけなければどうしようもない部分も向上してきている」「この作品を打ち出すことで、邦画全体のサイズ(規模や予算)をさらに底上げする」と語っていた。編集やCG処理などのポストプロダクションには、1年以上という長期間が用意されているだけに、佐藤監督は「仕上げも時間をかけてできる。これまで見たことがない世界を、見せられると思う」と自信をにじませた。

また取材後、報道陣が帰路につくロケバスに乗り込むと、福士が車内に踏み込み「今日はありがとうございました!」と声をかけた。連続する激しいアクションシーンや、世界的人気漫画の実写化というプレッシャーから、肉体的・精神的な負担を受けるなか、細やかな気づかいと爽やかな笑顔で送り出してくれた。「BLEACH」は、7月20日から公開。

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