「ルパン三世 PART5」脚本に「キノの旅」時雨沢恵一ら実力派7人参加
2018年5月19日 21:30

[映画.com ニュース] 放送中のテレビアニメ「ルパン三世 PART5」の新たなスタッフ情報が発表され、シリーズ構成・脚本の大河内一楼のほか、ライトノベル「キノの旅」で知られる時雨沢恵一、舞台「弱虫ペダル」シリーズの脚本・演出を務めた西田シャトナーら実力派7人が脚本を執筆したことがわかった。
スピンオフ作品「LUPIN the Third -峰不二子という女-」を含めて6度目の「ルパン三世」テレビシリーズとなる今作は、デジタル社会化した現代のフランスを舞台に、ルパン一味が新たな敵と戦いを繰り広げる。ファンの間では、ネットの多様性を生かしたストーリー展開、ルパン一味の“チーム感”を際立たせるために取り入れたという食事シーンなどが注目を集めている。
脚本を手がけたのは、既に発表されていた大河内を含めた8人。時雨沢、西田をはじめ、「BEATLESS ビートレス」「ブレンド・S」のシリーズ構成を担当した雑破業、「ファイナルファンタジー」「キングダムハーツ」シリーズのシナリオを手がけたゲームクリエイター・野島一成、「七つの大罪 聖戦の予兆」「BanG Dream!」のシリーズ構成を務めた綾奈ゆにこ、「警視庁いきもの係」シリーズで知られる作家で、「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」の脚本も執筆した大倉崇裕が参加。そして「ルパン三世 PART4」で原画・作画監督を務めた酒向大輔が、今作では副監督と脚本を兼任している。
シリーズ構成・脚本の大河内は、今作の脚本について「PART5は、基本的にこれまでの『ルパン三世』を通過してきた存在と考えています。ルパンには、若くて凶暴だった時代もあり、ハデでバブリーだった頃もある。そして今、PART 5のルパンは、それらの時代を経て、大人の男の落ち着きと余裕を持っています。とはいえ、そのルパンだけでは、『ルパン三世』最大の魅力である“バラエティ”を描きづらい。そこで、今回のPART5では、連続話という新しい語り口を用意しつつ、従来の一話完結話数を挟んでいきたいと考えました」と解説している。
さらに、「みなさんが初めて出会ったルパンは何色のジャケットを着ていましたか? 一番お好きな色は何ですか? 一話完結話では、僕ら作り手も、自分の一番好きなルパンをそれぞれ書いてみました」と、脚本家8人それぞれの“ルパン像”が描かれていることを告白。そのうえで、「50年続く『ルパン三世』のバラエティを、楽しんでいただけると幸いです」とアピールしている。「ルパン三世 PART5」は、日本テレビのアニメ枠「AnichU」で放送中。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






「ルパン三世 カリオストロの城」金曜ロードショーで放送 劇場版最新作「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」公開記念
2025年6月6日 06:00
映画.com注目特集をチェック

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス