ハリソン・フォードが“若き日のハン・ソロ”俳優に贈ったアドバイスは?
2018年4月29日 12:00

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」シリーズで人気キャラクター、ハン・ソロを演じてきたハリソン・フォードが、新作「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」で若き日のハン・ソロを演じた新鋭オールデン・エアエンライクにアドバイスを贈っていたことがわかった。
銀河一の高速船ミレニアム・ファルコン号で銀河を飛び回る密輸業者のハン・ソロは、ルークやレイアとともに反乱軍の仲間として帝国軍と戦ってきた情に厚いアウトロー。フォードはシリーズ1作目「スター・ウォーズ 新たなる希望」から3作目の「ジェダイの帰還」、そして新たなる3部作の1作目にして通算7作目「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の4作品で愛すべき悪党を演じた。
オーディションで大役を勝ち取ったエアエンライクは、「ハリソン・フォードは『ストーリーの中でキャラクターがやっていることには、ちゃんと意味がある』という言葉を何度も使っていた」と大先輩の言葉を明かし、「観客はキャラクターの目を通して物語を見ているということを学んだ」という。本作のハン・ソロは、孤独でギリギリの生活を送ってきたことから、自由を求め金のためにパイロットを目指しているという設定だが、「ハリソン・フォードが演じてきたハン・ソロと、僕が演じる若いハン・ソロがつながりを持ち、共感できるキャラクターになるよう心がけて演じた」と撮影時の気構えを振り返った。

プロデューサーを務めるルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディは、「ハリソンは、『スター・ウォーズ』の脚本を初めて読んだときのことや、ジョージ・ルーカスと話したことなどを、オールデンに話していた」と証言。「オールデンは、ハリソンの言葉をいつも意識して演じていた」と認め、「完璧に若い頃のハン・ソロだった」と太鼓判を押した。
映画では、ハン・ソロがルークやレイアと出会う前、生涯の相棒となるチューバッカとの出会いや、ランド・カルリジアンとのエピソードなど、これまで映画では描かれなかった過去が明かされる。「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」「フォースの覚醒」の脚本を手がけ、ハン・ソロを知り尽くしたローレンス・カスダンが脚本を担当し、シリーズの生みの親ルーカスからの信頼も厚いロン・ハワード監督がメガホンをとった。ハン・ソロの知られざる過去と、フォードから極意を授けられたエアエンライクの活躍に注目だ。6月29日から全国公開。

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