小松菜奈のド直球告白に大泉洋一瞬「ドキッとした」
2018年4月26日 21:35
[映画.com ニュース]小松菜奈と大泉洋が初共演した「恋は雨上がりのように」の完成披露試写が4月25日、東京・イイノホールで開催され、小松、大泉をはじめ、清野菜名、磯村勇斗、松本穂香、山本舞香、葉山奨之、メガホンをとった永井聡監督が舞台挨拶に登壇した。
映画は、眉月じゅん氏が「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の同名人気漫画の実写映画化。ケガで陸上の夢を絶たれた女子高生のあきらを小松、あきらが片思いする45歳バツイチ子持ちのファミレス店長・近藤を大泉が演じ、2人がそれぞれの夢と再び向き合うまでの人生の“雨宿り”描く。
小松は初共演の大泉の印象について「テレビで見るまま、陽気で気さくで、足も長くて(笑)」と想像通りだった様子。一方の大泉は「怖いイメージがあって、下手したら踏みつけられて、『このもじゃもじゃ野郎』くらい言われる覚悟」をしていたというが、実際に共演すると「優しいし、自分の汚れが取れるようなヒーリング効果がありました。ヒーラーでした」と絶賛した。
物語は夏の設定だが、撮影は昨年11~12月の冬の時期に行われ、小松は撮影の合間に「上着を着れば?」と言われても半袖の衣装のままで待機していたそう。「大泉さんが異常に寒がりなんです」と反論したが、案の定風邪をひいてしまったことを暴露されると、「撮影の風邪じゃないです。個人的な風邪です」と言い張り、集まったファンたちの笑いを誘った。
劇中では5回の告白シーンを演じ分けた小松は、司会者から「告白シーンを演じているうちに大泉を好きになったりした?」と質問され、「好きですよ。でも、そういう好きじゃないです」とキッパリ。ところが、「大泉洋さんっていう人が好きです」と説明しているうちに混乱してしまい、「大泉洋さんが好きです!」とド直球に告白。当の大泉は「ちょっとドキッとしましたけどね。役得ですね」と大人な対応を見せ、落ち着きを取り戻した小松が「人として好き」と言い直すと、「当たり前でしょ」とフォローしていた。
「恋は雨上がりのように」は5月25日から全国公開。