池田エライザ「ルームロンダリング」出演で霊に「すごく愛着が湧いた」
2018年4月21日 05:00

[映画.com ニュース] 人気若手女優・池田エライザが主演の「ルームロンダリング」が4月20日、開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」でプレミア上映され、池田と共演の健太郎、片桐健滋監督が、沖縄・那覇のシネマQで行われた舞台挨拶に出席した。
映画は、18歳で天涯孤独になった八雲御子(池田)が、事故物件に住むことで不動産の報告義務を解消させる「ルームロンダリング」のアルバイトをする様子を描いたオリジナル作品。御子は、ワケあり物件を転々とするうちに部屋に居座る霊が見えるようになり、その無念を晴らすために奔走する。そんななか、失踪した母親との再会を果たす。
片桐監督は、同作のアイデアは「居酒屋で脚本を一緒に書いた梅本(竜矢)と話をしていたときに、ポッと出たという感じ」と明かし、「その後は皆さんのお力添えでコロコロと転がって、今こんなに素敵な2人が横にいる」と池田と健太郎、映画化に携わった関係者らに謝辞を述べた。
池田は、御子を演じる上で意識したことを聞かれると、「もしかしたら、御子ちゃんみたいな女の子がどこかにいるかもしれない。ちょっとファンタジーな要素はありますが、身近に感じる世界観になってくれたらいいな」とニッコリ。御子の隣人で、控えめな性格の虹川亜樹人役を演じた健太郎は、役と自身は対極の性格といいつつも「亜樹人の持っている正義感や、正義感から生まれる後悔は共感できる。僕が正義感あると言いたいわけじゃないんですけれど(笑)!」と話し、会場の笑いを誘っていた。
また、「もしワケありの超豪邸に10分の1の家賃で住めるとしたら?」と問われると、健太郎は「無理です。怖いですね」と苦い顔。一方の池田は、「御子ちゃんを演じることで、霊が元は人間だったんだなってすごく愛着が湧いた。御子ちゃんみたいに(霊が)見えたらいけるんじゃないかな」と乗り気な姿勢を見せた。これに健太郎は「うそでしょ!?」と驚き、「だって安く住めるんだよ?」(池田)と説得されるも「仕事を頑張ります(笑)!」と“断固拒否”の姿勢を見せていた。
「ルームロンダリング」は、7月7日から東京・新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」は、4月22日まで開催される。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ