男女ギャラ格差の渦中にある「ザ・クラウン」女優クレア・フォイがコメント
2018年4月21日 19:30

[映画.com ニュース]ハリウッドで男女の賃金格差に注目が集まるなか、Netflixの人気ドラマ「ザ・クラウン」が論争に巻き込まれている。
男女の賃金格差といえば、リドリー・スコット監督の「ゲティ家の身代金」の追加撮影で、ヒロインを演じたミシェル・ウィリアムズが俳優組合の定める最低賃金で了承したのに対し、共演者のマーク・ウォルバーグがたった10日間の撮影で150万ドルも受け取っていたことが明らかになり大問題となったことが記憶に新しい(ウォルバーグは女性差別やセクハラ被害者を支援するTimes’Up弁護基金に全額を寄付している)。
「ザ・クラウン」はイギリス女王エリザベス2世の生涯を描くNetflixのオリジナルドラマで、最初の2シーズンでは新星クレア・フォイがヒロインを演じている。最近になって、夫のエディンバラ公フィリップ王配を演じたマット・スミスがはるかに高いギャラを受け取っていたことが明らかになったことから、#MeTooや#TimesUpなどの煽りをうけて、社会問題化していた。
同ドラマの制作会社レフト・バンク・ピクチャーズはこのほど、主演2人のあいだに賃金格差が出たのはスミスが英テレビドラマ「ドクター・フー」への出演で知名度があったからだと説明しながらも、今後は改善すると謝罪している。そんななか、エリザベス2世を2シーズンにわたって演じたクレア・フォイが、エンターテインメント・ウィークリー誌の取材に答えた。「私がなにかの話題の中心になるなんてとてもおかしな感じで、とても場違いな気分」とコメントしながらも、「女性が主人公のドラマだけに、このこと(男女の賃金格差)が問題視されることには驚きを感じない」としている。
なお、シーズン3からはエリザベス2世役を「ブロードチャーチ~殺意の町~」「ナイト・マネジャー」のオリビア・コールマンが演じることになる。
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