“ヘタレ男子”中川大志が初彼女獲得に奮闘!「覚悟はいいかそこの女子。」映画化決定
2018年4月20日 06:00

[映画.com ニュース]椎葉ナナ氏による漫画「覚悟はいいかそこの女子。」が、中川大志の主演で実写映画化されることが決定した。若手イケメン俳優として人気の中川は、恋愛経験ゼロの“超絶ヘタレ男子”という、異色の役どころに挑戦。「片腕マシンガール」などで知られる鬼才・井口昇監督がメガホンをとり、10月12日から公開される。
原作漫画「覚悟はいいかそこの女子。」は、女性に囲まれて育った“愛されイケメン”古谷斗和(ふるや・とわ)が主人公。女性からチヤホヤされている斗和は、自分はモテると思っていたが、実は交際経験ゼロで、同級生から「所詮、お前は観賞用男子だ」と指摘される。悔しさのあまり「彼女作ります宣言」をすると、早速、学年一番人気の女子・三輪美苑(みわ・みその)に告白するも、あえなく撃沈。それでもめげずにアプローチを続けるなかで、斗和は美苑の優しさを知り、本気の恋に落ちていく。
「ヘタレな役柄は前から演じてみたかった」という中川。斗和を演じるうえで「まっすぐさ、ピュアさ、ヘタレさが良い塩梅で出せるように意識しました」と明かし、「斗和をどこまで崩して良いものなのか、そこのさじ加減が難しかったです」と役作りを振り返る。さらに「僕自身も、虫も、高い所も、お化けも、全部嫌い。怖いものが多いヘタレです」と、自身もヘタレ男子であることを告白。また自身の恋愛観を「一度フラれても、好きな気持ちが無くならない限りは、諦めないと思います」と話し、美苑にアプローチを続ける斗和に共感を寄せている。

本作は、中川にとって10代最後の主演映画となる。作品に込めた思いを「10代のエネルギーだったり、キャラクターとの実年齢が近い分表現出来る、等身大の部分を大事に演じました」と述懐。そのうえで、「20歳になったら、より一層、大人として、1人の人間として自分がどう生きて、どう進んで行きたいのかを自分の中で明確にして、責任を持っていろんなことに取り組んでいきたいです」と語っている。
また木村元子プロデューサーは、中川の起用理由について「昨年『きょうのキラ君』という映画でご一緒しました。イメージ通り演技の時にはものすごくイケメンでとにかく真面目な俳優さん。しかし、1つ大きく予測と違ったのが“ヘタレ”な部分です(笑)。仕事を離れたときにイケメンなことを本人が全く意識していないヘタレっぷりが面白くて、この役をオファーすることになりました」と明かしている。
「覚悟はいいかそこの女子。」は、10月12日から全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント