櫻井翔&広瀬すずが日本大学にサプライズ登場!学生500人に熱烈エール
2018年4月19日 14:00

[映画.com ニュース]ベストセラー作家・東野圭吾氏の小説を映画化する「ラプラスの魔女」の特別講義イベントが4月19日、東京・世田谷区の日本大学桜上水キャンパスで行われ、主演の櫻井翔と共演の広瀬すずが出席。2人が同大学のセンターホールにサプライズ登場すると、学生約500人は爆発的な歓声を上げた。
櫻井演じる主人公・青江が地球化学の研究者であることから、日大文理学部地球科学科と、同化学科の学生を招いた上映会が実施。劇中では講義シーンもあった櫻井が「正直、(セリフで)何を言っているのか僕もわかっていない(笑)。あれだけ難しい理論を勉強している皆さん、尊敬しています」と語ると、登壇した同大学の竹内真司教授は「まずありえないことがひとつあって。こんなかっこいい人が、教授をやっていること。しかし粛々と授業をしている様子は、到底、真似できないです」と太鼓判を押していた。
映画は、地球化学の研究者・青江(櫻井)が、連続して起きた“自然現象下での硫化水素中毒死”を追う過程で、これから起こる自然現象を言い当ててみせた謎の女性・羽原円華(広瀬)らと出会い、新たな事件へと巻き込まれていく姿を描いた。櫻井が「気象現象を利用した殺人は可能なんでしょうか?」と質問をぶつけると、加藤央之教授は実験や検証結果を交えて「青江のセリフのように、『ありえません』」と断言した。
さらに広瀬は「竜巻発生の予測はできるんですか?」と問いかける。これを受け、壇上で掃除機と実験装置を使って竜巻を再現することになり、装置のなかで竜巻が発生すると、2人は「勉強になるなあ」(櫻井)、「一瞬で竜巻ができた。面白かったです」(広瀬)と目を輝かせた。一方で櫻井は「ちょっとごめんなさい」と掃除機をチラリと確認し、「HITACHIの掃除機でした!」と喜んでいた。
そして最後に、広瀬は「“映画の世界”という感覚で(劇中の)現象を見ていましたが、実際に実験をやってみて、身近に感じられます」と充実の面持ち。会場を見渡した櫻井は「未来の可能性がいっぱい詰まっている大学1年~4年生が集まってくれた」と切り出し、「僕が大学生のときは何をしていたかというと、ほとんど友だちと酒のんでいただけ。でもそんな友だちと、今もつながっている。一生を付き合える友だちとの時間を楽しみながら、大学生活を送ると、振り返ったときに『良い時間だった』と思えるかと、おじさん、思っています!」とエールを送っていた。
「ラプラスの魔女」は、5月4日から全国で公開。
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