人間VS人間VS猿!? 綾野剛主演「パンク侍、斬られて候」驚天動地の特報初披露
2018年4月18日 06:00

[映画.com ニュース] 芥川賞作家・町田康氏の時代小説を綾野剛主演、宮藤官九郎の脚本、石井岳龍監督のメガホンで映画化する「パンク侍、斬られて候」の特報が、このほどお披露目された。怒涛の疾走感で描写される驚天動地の世界観は“パンク”そのもの。強烈なビジュアルのキャラクターたちの存在感は言わずもがなだが、謎めいた猿たちの暗躍も気にかかる仕上がりだ。
「くっすん大黒」「きれぎれ」などで知られる町田氏が2004年に発表した同名小説が原作。超人的剣客でありながら超適当なプータロー侍・十之進が、自ら招いた大惨事に七転八倒するさまを描く。舞台が江戸時代でありながら、現代風の口調による滑稽な会話劇、次々と登場する特異なキャラクター、破天荒なストーリー展開、そして圧巻の大団円が熱狂的なファンを引き付け、今なおカルト的人気を博す異色作として知られている。
公開された特報では、走りながら次々と敵を斬り倒していく綾野、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司が怪演する“10人の男”、神妙な面持ちで妖艶なダンスを披露する女に扮した北川景子、未だにキャストが発表されていない将軍の恰好をした猿の姿を活写している。それぞれが1度見たら忘れることのできないアクの強いルックスだが、なかでも印象的なのは浅野が演じる“長髪の男”。顔と腹にはうずまきの模様、威圧感たっぷりに両手を広げる光景は、わずか1秒ほどの映像でも脳裏に刻まれるはずだ。
宙に浮かぶカラフルな豆、何者かが語る「宇宙が砕けますよ。」という言葉など、興味を引きつけられる要素が満載。冒頭では暗闇の中、まるで忍者のように屋根をつたっていく猿の大群を映し、ラストは「人間VS人間VS猿」というテロップが挿入された後、猿たちが一挙に挙手するという意味深なシーンで締めくくられる。まさに人間と猿の壮大なバトルを予感させる内容だ。
「パンク侍、斬られて候」は、6月30日から全国で公開。
(C)エイベックス通信放送
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!!
【全部無料の神企画】最強映画フェスで自分を劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー