ソン・ガンホ&リュ・ジュンヨルの“英語対決”!「タクシー運転手」特別映像入手
2018年4月7日 10:00

[映画.com ニュース] ソン・ガンホが主演を務め、1980年に韓国で起こった民主化運動「光州事件」を題材にした「タクシー運転手 約束は海を越えて」の特別映像と新場面写真を、映画.comが先行入手した。
光州事件は1980年5月18日、軍事独裁政権の復活を警戒した市民らが光州市内で10日間にわたり民主化を訴える大規模なデモなどを行い、空挺部隊が市民への発砲や暴行を行った事件。「5.18記念財団」に認定された死者は154人、行方不明者は70人、負傷者は1628人に上る。当時は報道規制が敷かれていたため、事件の真相は長く明らかにならなかったが、実情を世界に伝えるためドイツ人記者の故ユルゲン・ヒンツペーター氏が、タクシー運転手の故キム・サボク氏と光州に乗り込んだ。
劇中のシーンにコミカルなアレンジを加えて編集した特別映像は、ソン扮するタクシー運転手マンソプと、若手俳優リュ・ジュンヨルが演じる大学生ジェシクによる「イングリッシュ対決」を活写。マンソプが話すのは、出稼ぎ先のサウジアラビアで学んだ自己流の“生きた英語”。英語と韓国語とミックスさせ、相手の言葉もニュアンスでくみとっているようだ。一方、ジェシクは洋楽を聴いて覚えた“教科書どおりの英語”をドヤ顔で喋っている。真逆なスタイルの英語を披露する2人の姿が、笑いを誘う仕上がりだ。
新場面写真は、マンソプ、ドイツ人記者ピーター(トーマス・クレッチマン)、ジェシクが、ひょんなハプニングから1晩過ごすことになった光州のタクシー運転手ファン(ユ・ヘジン)の自宅での光景をとらえている。温かい雰囲気に囲まれて食事を楽しんでいるピーターや、妻に対して「客をもてなすのに、たったこれだけか!?」と食事の品数の少なさに怒るファン、大学の歌謡祭への出演を目指すジェシクが熱唱する姿をとらえている。
「タクシー運転手 約束は海を越えて」は、4月21日から東京・シネマート新宿ほか全国公開。
(C)2017 SHOWBOX AND THE LAMP. ALL RIGHTS RESERVED.
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー