金メダルを目指す父娘に最大の試練！「ダンガル」緊迫の本編試合シーン公開

2018年4月6日 09:00

［映画.com ニュース］　実話を元に、金メダルを目指すレスラーの父娘を描いた「ダンガル　きっと、つよくなる」の本編映像が、公開された。

世界興行収入3億ドル超を記録したインドのヒット作。生活のためにレスリング選手の夢をあきらめたマハヴィル（アーミル・カーン）が、長女ギータと次女バビータの非凡な格闘センスに気づき、修行を開始。娘たちは反発しながらも、やがて父の熱意を受け止め、才能を開花させていく。

本編映像では、大人になったギータ（ファーティマー・サナー）の試合シーンを収めている。マハヴィルの猛特訓により国内大会に優勝し、代表選手にまで上り詰めたギータ。その後も幾多の困難を乗り越えて国際大会に挑むが、最大のピンチがギータを待ち受けていた。映像では、試合中、強敵ナオミと延長戦にまでもつれ込んだギータが、コイントスによって不利な体勢を強いられるさまが描かれている。観客席から見つめるマハヴィルの緊迫した表情や、実況の言葉から、ギータがいかに危機的状況に陥ったかが物語られ、見る者の心拍数を高めるシーンだ。映像は、ギータがナオミに抱え上げられる絶体絶命の場面で幕を閉じ、その後の展開が気にかかるものとなっている。

映像では、「きっと、うまくいく」「PK」で知られるインドのスーパースター、カーンが、これまでのイメージを覆す無骨な父親を渋く演じている姿も確認できる。カーンは、本作で若き日のマハヴィルから50代までを演じており、70キログラムから97キログラムにまで体重を増やしたのち、また70キログラムに戻すという過酷な肉体改造に挑んだという。

「ダンガル　きっと、つよくなる」は、4月6日から全国公開。