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ムロツヨシ「ボス・ベイビー」続編に出演すべく悪あがき 芳根京子は“おばさん赤ちゃん”希望

2018年3月21日 13:50

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ムロツヨシと芳根京子
ムロツヨシと芳根京子

[映画.com ニュース] 全米大ヒットを記録したアニメーション映画「ボス・ベイビー」が3月21日、全国335スクリーンで封切られた。日本語吹き替え声優を務めたムロツヨシ、芳根京子宮野真守乙葉石田明(NON STYLE)、山寺宏一が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。

ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初タッグを組み、全米ベストセラーとなったマーラ・フレイジー氏による絵本「あかちゃん社長がやってきた」をアニメ化。パパとママ、息子ティムの3人のもとに“新しい家族”としてやってきた、大人と変わらぬ知能を持つ赤ん坊ボス・ベイビーが、騒動を巻き起こすさまを描く。

既に続編の製作が決定しているが、ムロは「(ボス・ベイビーは)出てくるのかな?」「俺の出番は!? どうなるんだろう」と不安をこぼす。それでも、なんとか続編にも出演しようと「ボス・ベイビーの子どもが出てきたら誰がやるんだ……私ですね! 孫悟空、『ドラゴンボール』形式でいいんですよね。悟空も悟飯も(同じ声優が)やるみたいなこと」とアイデアを絞り出し、「『ボス・ベイビー』の続編が決まる度、声優は俺がやるんです。あまり他のアニメの名前言っちゃだめかな? いいじゃないめでたい席だもん!」と暴走していた。

一方の芳根は、「私は『中身はおばさん、見た目は子ども』というのを見てみたい」と、“おっさん赤ちゃん”ならぬ“おばさん赤ちゃん”を提案。ムロが「そしたら、その役は芳根ちゃんがやるんじゃない?」と乗っかると、「やらせてもらえるなら!」とノリノリで応じる。ここでもムロは、「僕ももう1回やりたいなあ」とおねだりしていた。

また宮野は、複数のキャラクターの声を務めており、大人になったティムや“エルビス・プレスリー風のキャラ”を演じている。さっそく宮野がプレスリー風キャラになりきって「どうもありがとう」と呼びかけると、滑舌の悪いシュールな話し方に対し、客席から笑いがあがる。宮野は、「プレスリーは滑舌が悪かったという伝説があるみたいで。原音(オリジナル版)はその伝説のまま演じていらっしゃるので、『日本語吹き替えは、どうやろう』となりましたが、『何言ってるかわからなくていいです』と言われたので、こういうノリになった(笑)」と説明し、「ムロさんも(プレスリー風のキャラと)絡んでいますよね」と視線を移す。ムロは「そうそう! プレスリーのモノマネは、日本でいうと猪木さんやたけしさんのモノマネくらいポピュラーで、何しゃべってるかわからないらしい(笑)」と同調し、2人そろってモノマネを披露すると場内は大爆笑だった。

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