知念侑李、山田涼介の感想に笑顔見せるも“感謝の手紙”に涙を抑えきれず
2018年3月19日 23:20

[映画.com ニュース] 「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が映画単独初主演を飾った「坂道のアポロン」の公開御礼イベントが3月19日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、知念のほか、共演の中川大志、小松菜奈、メガホンをとった三木孝浩監督が出席した。
2009年度「このマンガがすごい!オンナ編」第1位、第57回小学館漫画賞に輝いた小玉ユキ氏の同名漫画を実写映画化。長崎・佐世保で暮らすことになった高校1年生・西見薫(知念)が、札付きの不良と恐れられるクラスメイト・川渕千太郎(中川)や心優しい迎律子(小松)と出会い、切ない恋、胸を打つ友情を経験していくさまを、ジャズを交えながら瑞々しく描いた。
3月10日に封切られてからというもの、知念らのもとには多数の感想が届いているようだ。知念は「Hey! Say! JUMP」としての活動をともにする山田涼介が本作を見たことを明かし「電話がきたと思ったら、10分くらい映画の感想を話してくれたんです。次の日に現場で会うんですよ? あんなに電話したのは久しぶりでした」と述懐。熱量あふれる感想を受けて「それだけ涼介の心に届いたんだなと思うと、すごく嬉しかった。『本当に良い映画だ』って言ってくれました」と顔をほころばせていた。
中川はいつも辛口な姉から聞いたべた褒めの言葉、小松は両親の口からもれた「泣いてしまった」という感想にしみじみ。三木監督は「GANTZ」「いぬやしき」の原作者・奥浩哉氏のTwitterでの絶賛評、以前から敬愛する大林宣彦監督が寄せてくれたコメントに喜びを爆発させた。そんななかサプライズで発表されたのが、原作者・小玉氏からの感謝の手紙だ。
手紙に書かれていたのは、登壇者ひとりひとりに向けて紡がれたストレートな言葉の数々。「実写映画化の企画が立ち上がった当初は、正直に言うとあまり期待していなかった」と正直な思いを吐露しつつ、「監督は私の頭の中を直接覗いたんだろうか…」と三木監督の手腕に驚嘆して「最高の実写化」と最大級の賛辞を贈る。「(あまりにも美しすぎるため)ミスキャストではないか」と感じていたという小松には「実写版の律子にすっかり惚れてしまいました。大好きです」と愛を打ち明け、執念の役作りで撮影に挑んだ中川には「私が漫画で描きたかった千太郎の姿そのままで、その姿を見ているだけで涙があふれました」と告白していた。
代読していたMCが、嘘偽りのない文章に思わず声を震わせてしまうほど、場内を感動の渦に包んだ小玉氏の思い。座長として作品をけん引した知念は「坂道のアポロンという物語を描いてよかった。そして知念さんと薫が出会ってくれて良かった、と心から思います」というメッセージに「人前で泣かないタイプ」と言いながらも涙を止めることができなかった。「小玉先生に喜んでいただけたことが本当に嬉しくて…。僕でよかったと言ってくれて本当によかった」と話すと、三木監督も「皆、本当に頑張ってくれたんですよ! 自分の想像の100倍すごい演奏シーンが撮ることができて…」と声を詰まらせた。そして「本当によかったよー!」と瞳を潤ませ、知念らと熱い抱擁をかわしていた。
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